中国 1980:玉仏寺/寒山寺




上海の玉仏寺。観光客が去ったあともながめていると、地元の人達が入ってきて拝み始めた。一人の少女が線香を両手でささげ持ち、ひざまづいて線香を大きく打ち下ろすような仕草で三拝し、仏像の前に線香をささげた。腕に喪章を巻いた老人も、仏像の前で手をこすり合わせながらおじぎをしていた。文革中は宗教は否定されていたので、もう信仰が復活していることに驚いた。
このとき、おじさんがやって来て、「走、走」と出口まで引っ張っていかされた。





蘇州の寒山寺。硯を売る女性たちが寄ってきたので驚く。当時はまだ個人営業が認められておらず、観光客相手の物売りがいるとは予想していなかった。しかしお目付け役もガイドも何も言わなかった。いずれにせよ、報道されていた内容と現実との落差に、さまざまな点で気づかされる旅行だった。

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