板門店 |
大韓民国と北韓、もしくは朝鮮人民共和国と南朝鮮の国境を分かつ板門店。現地ツアーに参加して行った。
1982年の板門店ツアー:土日以外出発、48時間前までに申し込み 所要時間:約6時間
バスの中で安全保障のためのバッチが配られ、それをつけることになっていた。
同行の帰国子女の友人が、米兵が通訳の女性に対して小声で、
「行くなという所にJapaneseがすぐ入ろうとする、あとで手続きが面倒だからそんなJapaneseがいたらすぐ連れ戻せ」と言っているのを聞いたと言う。彼女いわく「Japaneseとしか言わなかった。アメリカ人も韓国人もカナダ人もいるのにさ。よっぽど日本人、でそういうばかな人種に思われているんだよ」。
この監視員の前にあるテーブルも、中央で大韓民国と朝鮮人民共和国とに分かれている。
板門店のみやげ物店や説明をスライドで見せるところには、米軍や韓国軍の兵士も出入りしている。一人の韓国人兵士が話したいと声をかけてきた。体重45kg以下と90kg以上の人、身長155cm以下と190cm以上の人は軍人にはなれないと言っていた。
右手上の建物が朝鮮側の監視塔。ここで手を上げたりすると、向こう側にサインを送ることになるので絶対にそうした行為をするなと注意された。ここへ行った当時(前か後か忘れたが)、この板門店ツアーに参加したアメリカ人観光客が、何かで誤解され朝鮮側に射殺された事件もあった。最近のニュースでは朝鮮側の兵士が越境して栗拾いをしていたという記事が新聞に載っていたが・・・。
このページは1980年代の韓国旅行に関するページです