■1980年代の韓国旅行から    

中学生の頃、たまたまラジオで隣国から聞こえてくる子供の歌番組をキャッチ。日本の「歌は友達」にも似た番組で親しみがあり、以来、KBS のオリニシガン（子供の時間）を高校生くらいまで愛聴していました。そうした縁からその後、何度か韓国を旅行しましたが、その当時80年代の韓国といえば、まだまだ男性の"キーセン旅行"のイメージが強く、本屋へ行っても旅行ガイドもその手のものがほとんど。女どうしでの韓国旅行は日本だけでなく韓国でも不思議がられ、NHK の韓国向け国際放送で友人たちと韓国旅行の感想を話す機会が舞い込んだりもしました（このあと韓国の視聴者から「女性が韓国へ旅行に来るのは嬉しい」という反応があったという）。

今では買い物やグルメ旅行で男も女も気軽に行く国になったので、随分変わりました。
バスに乗って町から町へ移動していると、”コヒャンを訪ねに来たのか”と在日系に間違えられたりもしましたが、日本人とわかってもみな親切でした。行くまでは反日感情の強い怖い国というイメージもありましたが、訪問後の印象は一変しました。

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   (2002.01.14　作成)