戦 跡 | |
船で帰る日、午前中だけの戦跡ツアーを頼んだ。時間があり1日使えれば、もっといろいろ見られただろう。 小笠原には陸海あわせて1万8千名ほどの兵がおり、400機が空襲に来た。 | |
旭山に向かう道の両脇に、倒壊した陸軍の通信塔を見ることができる(写真左はその台座)。 | |
詳細な入り口は伏せるが、幹線道から山側に入った林の中に、陸軍の発電施設がある(写真上がその外観、下2枚がその内部)。爆撃を受けておらず、戦後、一時期会社の事務所に使われていた、というほど状態がよい。 | |
岩をくりぬいて作ったトンネル。最初は外に武器や弾薬を備えていたが、空襲の激しくなることを予想した栗林中将が、硫黄島へ行く前、昭和19年6月、今後は横穴を掘って武器や兵を隠すようにと言い残していった。6月15日に許可が出て、それから突貫工事でこれらのトンネルを作った。 | |
移動式の砲身。 |