ハワイ島西側のリゾートエリアには、ハワイ島先住民の遺跡が残っており、歩道に沿って回れるようになっている。 象形文字のようなペトログリフが残る遺跡も点在するが、歩いてゆくには少々離れており、今回は未見。ペトログリフが残る遺跡はマウイ島に多く、ハワイ全体で135箇所(『ハワイイ紀行』)あるという。
マウナ・ラニ・リゾート敷地内にある遺跡。 溶岩の洞窟を利用したものが多く、右は洞窟を利用して住んでいた "Shelter Cave"。 左下は玄武岩の石器を作っていた工房跡。 右下は "King's Trail" と名付けられた旧道で、1800年代に交易用に王の命令で造られた。
同じくホテル敷地内には、先住民の作った養魚池がそのまま残され、ホテルの庭の景観となっている。
右の小屋は、海岸沿いに復元されたカメハメハ大王のカヌー小屋。
こうした一周コースを、けっこう宿泊客が歩いて回っていた。 歩道を歩いているのは日本人よりも白人が多く、さらにヘイアウや溶岩ウォークへ行く途中、コハラ・コースト沿いの炎天下の国道をジョギングする人も、ときどき見かけた。