沿道の風景2 |
春を待つ農家と田畑
このあとの4ページは、扶餘−ソウル間をローカルバスをのりついで行ったときの写真です。
いちおう国道だったらしいが、車一台分しかない未舗装道路をときに10センチ以上ジャンプするほど揺れながらゆく。特にチョンアンまでの道がひどかった。土地の人がちょっと乗るのに使っていた。村には共同井戸があり、畑にチゲが立て掛けてあったり、時にチゲを背負った人が通る。バス停のあるところは村で、どんな小さな村でも教会だけは大変立派。
チョンアンからはどっと人が乗ってきた。中には大学生8人グループがおり、彼らはソジュの小ビンをまたたくまに飲んでしまって陽気に騒ぎ、楽しそうだった。女学生も二人ほど一緒だったが、彼女らは飲まなかった。チョンアンに大学があり、ソウルから1時間かけてこのバスで通っているという。一人は神父になるつもり、その大学には神学科があると言っていた。
扶餘−ソウル間のとあるバス停にて
牛による耕作風景
このページは1980年代の韓国旅行に関するページです