写真館:台湾と廟 − 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■代天府(麻豆・南鯤) 目次
両方とも五姓王爺(唐代の民族英雄の李・池・呉・朱・茫)を祭る。麻豆の廟は泉州式の絢爛な建築。地獄めぐりの展示があり、罪人を地獄の獄卒、牛頭馬頭が引き立てるようすなど、等身大の人形が結構ユーモラスで、別府の何とか地獄に似ていた。解説
■文武廟 目次 日月潭は新婚さんのよく来る観光地だった(1980年代)。文武廟は孔子、関羽、岳飛を奉る。台湾最大の敷地、石獅子と龍の像も台湾一(当時)。近くに少数民族(高砂族)のツオ族の村、徳化社がある。泊まったホテルは台湾人の家族連れ客がもっとも多く、国内観光旅行が盛んなようすだった。131傑(孔子) 131傑(関帝)
■木柵指南宮 目次 台湾道教の総本山。孚佑帝君を祭る。恋人同士で行くと神様が嫉妬するので、恋人同士で行ってはいけない、行くと別れることになると聞いた。131傑 二度目に行ったときちょうどお祈りが始まり、その音楽に鐘や銅鑼はともかく、エレクトーンをにぎやかに演奏しはじめたのには驚いた。いま風といえばそうだが、結構笑えた。
■基隆:主譜壇 目次 基隆の町には、主譜壇という面白い廟がある。 お化けのことは好兄弟(ハオシオンティー)と呼ぶ。このお祭りには遊行(行列)というパレードがあり、一週間続く。お祭りの当番は輪番制、例の半月板を放って占う中国式占いで、今年は苗字が陳さんの人全員、というように苗字で決まる。けっこうお金がかかるので、当番になると大変でもある。 主譜壇には新しいものと古いものとがあり、古いほうは今は使われていない。取り壊してビルを建てようとしても、人が死んだりしてそのままになっている。(1982年当時) 残念ながらフィルムの関係で基隆の写真がないため、友人撮影分の古い主譜壇の写真のみ載せた。
■台南:城隍廟 目次 城隍廟は町の鎮守の廟で、たいていの町や村でみかける。この城隍廟は台南のもの。解説 131傑
■台南:南沙宮 目次 麺で有名な度小月のそばにあるお宮。1982年当時、ちょうど12年に一度のお祭りが行われる間近の日だった。このお祭りは旧暦6月26日に行われ、そばにいたおばさんの話では王船を焼くという。回りの人の話では、西港(台南から車で半時間)にも似たようなお祭りがあり、そちらは3年に一度でもっと盛大だと言っていた。訪問したのは旧の11日。女性が入ってはいけない区域もあり、廟の周りにいるたむろっているおばさんたちが注意する。 新協興歌劇は烏山のお祭りで見た屋外歌舞伎に似ていた。出し物は多分孫悟空の一場面、空中回転くらいはやっていた。
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竜山寺・城隍廟(嘉義)・太子廟
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