Crousing 
飛         鳥            II


2012年 1月          

−−−−− クルーズ第二弾−−−−−

 しばらく前まで客船は7万トンクラス(クイーンエリザベス号など)が最大だった。パナマ運河を越えられるのは9万トンまで。現在では22万トンの客船もある。

 飛鳥IIは郵船の所有する、現時点で日本最大の客船
 約50142トン(約5万トン)、長さ241m、幅29.6m、喫水7.8m
 乗客数872名、部屋数436室、乗組員約470名

 船内の施設はスーパーヴァーゴにほぼ同じ、ただし日本船籍のためカジノはない。7万トンクラスのヴァーゴに比べ劇場などが小さめだが、大浴場があるのは嬉しい。乗下船の管理はカードで行うのも同様、スタッフも多国籍だがメイドやボーイなどフィリピン人が多い。フィリピンに郵船のクルー養成学校があり育成しているそうで(船内のパンフレットで知った)感じがいい。

 飛鳥は世界一周も行っているが、国内の短期クルーズも手がけている。そうしたツアーの一つに参加した。


下:母港横浜の飛鳥IIと船内のようす













上:夕方出航 富士山が見える

左下:翌朝の朝日
このあと四日市に港入港





以下、犬山市内の様子





上下:有楽苑 名鉄犬山ホテルの敷地内にある   下:国宝の茶室如庵 織田信長の弟有楽斎が建てた



犬山では町屋がよく保全されている。左下:旧磯辺邸  上はその内部の様子 無料で公開されている



町屋の保全は大変だったという

今の車社会の生活に合わせるため、中心街の南半分は町屋を取り壊して道幅を広げた(左の写真)
北半分も同様にする予定だったが、当時の町長が日本中同じようなアーケード街になることに疑問を持ち、全国から城下町を集めて街づくりについて話し合いの場を設けた
このとき、九州のある城下町が「道は広がり便利になった、しかし町は死んだ」と語ったという
これ以降、犬山は祭りの車山(=山車、左下)の似合う町を目指して町屋を保全することになった

下:からくり人形
重さに反応し、バネだけでお客のところまでお茶を運び、戻ってくることができる




四日市を出航する際、
地元の小中学生が四日市太鼓を叩いて送ってくれた



スーパーヴァーゴ      東地中海(プレチオーサ)





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