ドイステープ寺院の先の山に入ったところにあるモン族の村へ行ってみた。途中、王家の離宮がある。
ガイドの話では、ここのモン族は40年ほど前に中国から来た人たちだという。皆、最近タイの国籍を取得した。電気が通ったのは昨年(2007年にあたる)。刺繍で生計をたてており、畑は少ない。新正月よりも旧正月を盛大に祝い、各村持ち回りで祭りを行う。
村でコマをまわしているのを見た。顔立ちは中国系で、ラオス系の多いチェンマイの人たちと異なる。
少数民族の人たちは、大勢山から降りてきており、チェンマイには多い。麻薬など、いろいろと問題があるという。働くには一年ごとに滞在許可を更新する必要があり、雇用主の書類がいる。地元の人は、彼らはお金を貯めて金(ゴールド)に換え、山に戻って家を建てる、と言っていた。
近年、チェンマイにはカレン、リス、アカ、ラフなどの少数民族が、ミャンマーから入ってきている。彼らも最近、タイの国籍を取得している。