チェンマイは約人口160万で、タイで2番目に大きな町。
SARS、鳥インフルエンザ、クーデターなどでタイの観光客が減り、さらに日本人はバンコクとプーケットに行く人が多く、チェンマイまではあまり来ないという。観光の景気は、正月は忙しかったそうだが、全体的にあまりよくない感じだった。
全体に白人観光客が多く、あまり日本人はみかけなかった。日本人全体が、以前ほどタイ(やチェンマイ)に来ていないのかもしれない。
チェンマイに大きいデパートは2つあり、両方ともセントラル。スーパーマーケットもある。ゴルフ場は6,7箇所。日本人の年金生活者も多い。
1月朝の気温は5度になることもあり、「今朝は寒かった」と地元の人が言っていたが、昼間は快適な気温になる(日向で日光にあたると暑い)。
街の南東にあるホリデイ・インからナイトバザールあたりまで、トゥクトゥクで50B。旧市街までだと60〜80Bくらいだとホテルの人の話。
(チェンマイの簡単な歴史はこちら)
中華街のはずれ、ピン川クルーズの船着場脇に中国人墓地がある。
タイ人には通常、お墓はない。亡くなると火葬にしたあと、小さい骨壷に骨を納めて土中に埋め、
その上に木を植える。お坊さんが、祖先との間をとりもつそうだ。
市場
あちこちに市場はあるが、それぞれ日用雑貨や野菜、肉などを売っている。チェンマイ最大のワロロット市場(左)はやはり品揃えが豊富。
ピン川クルーズ
川沿いには散歩や釣り楽しむ人も多く見かける。カヤックを練習する若者たちがいたが、高校か大学の学生の部活のようだった。
川べりにはさまざまなレストランがあり、船着場もあってクルーズ船から入ることもできる。
「ザ・ギャラリー」という店は、数年前にヒラリー・クリントンがロイカトンのときに訪れた店だと言っていた。
ナイトバザール
カレン族など少数民族のおばさんが、民族衣装姿でアクセサリーを売り歩いていた。同じモンゴロイド系ではあるが、チェンマイは民族の坩堝といった感じがある。
ナイトバザールで見つけたロボットガエル
カントーク
カントークは北部タイ独特の料理で、赤いちゃぶ台のような木製の丸テーブルにさまざまな料理が乗っている。
食事をしながら、チェンマイの踊りが見られる店で、外国人観光客が大勢来ていた。
ラーマ五世の奥さんの一人がチェンマイの人で、チェンマイの踊りを絶やさないようにと踊りの学校を建てたそうだ。
ボーサン村は日傘製作で有名だが、和傘と同じく紙製の傘のため、近年では実用としては利用されなくなってきている。
左は、轆轤を使用して傘の柄を作っている様子。轆轤は、木地屋がかつて使用していた手引き轆轤に良く似ている。
このほか、近くには木彫や陶器(セラドン焼)で有名な工房もある。
セラドン焼の釉はどんぐりの灰だという(緑色)。
木彫はチーク、紫檀、ねむの木を使っている。