東 地 中 海 ク ル ー ズ
イスタンブール(トルコ)

2014年 4月

 東地中海クルーズ旅行5日目。夜10時半ころからダーダネルス海峡の通過開始、エーゲ海からマルマラ海に入る。ボスポラス海峡入り口にあるオスマントルコの首都だったイスタンブールへ。


イスタンブール入港



朝焼けのイスタンブール 左上:6本のミナレットを持つブルーモスクが見える
右下:金角湾を望む


左下:行き交う船     右下:ボスポラス海峡を望む この先が黒海
朝7時半入港予定だったが珍しく早まって7時入港




イスタンブール

 市内観光へ出発

 世界的に流行の市電、LRTが走っていた

 下:金角湾を渡って旧市街へ






ブルーモスク

 ブルーモスクやアヤソフィア、トプカプ宮殿は、マルマラ海を臨む岬の突端に集まって建っている。モスクや宮殿を囲う城壁(下)をぐるりと回って、丘の上に建つモスクへ向かう。




左上:ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミ)   右上:アヤ・ソフィア(今回は寄らず)

ブルーモスク内部

モスクに入るには女性はスカーフで髪を覆う必要がある。
日本人や韓国人はみな用意していたが(まじめだなあ)、白人観光客は持っていない人も多い。
そういう人には、入り口で宗教警察(?)が青や白の布をかぶせていた。
また、礼拝中は見学できない。



左:ミナレット 普通4本のミナレットがなぜ6本になったかについては、面白いいわれがある(ガイド本に多出)
下:トルコにも多い離れワンちゃん(大型犬を多く見た)


 各国語でのモスクの解説書が置いてあったが、東洋系は日本語と中国語のみ、韓国語はなかった(もちろんタイ語など東南アジアの言語やインドなども)。しかし、いずれ出てくるだろう。


トプカプ宮殿



左上:トプカプ宮殿入り口 展示物は撮影禁止です(中身は実際見てのお楽しみ)。でも台湾の故宮博物館などを見ていると、割とあっさりへー、という感じかもしれない。また、イスラムやヨーロッパ人は輝く(ガラスめいた)宝石が大好き、東アジア系はつるっとした玉や象牙、翡翠、珊瑚などが大好き、という好みの違いもある。現代は人工石に見慣れているせいか、大粒のダイヤエメラルド類を見ても、いまいちリアル感が湧かない。
 午前中は比較的すいていたが、お昼近くなってくると観光客で大混雑。白人も多いが日本人韓国人中国人(台湾人)のツアー客も大勢来ていた。

宮殿の北東角(左)にボスポラス海峡を望めるところがある。
上:マルマラ海方向
左下:ボスポラス海峡






さらに宮殿の北西角(右上)からは、金角湾を望むことができる

左:金角湾を望む
さきほど通ってきた橋が見える

下:トプカプ宮殿にはハーレムもあり、手前の建物まで無料で入ることができる。
この先は有料。時間がなく、本体は入れなかった。






グランバザール



 よくTVなどで見る(実際来るのは始めてだが)イスラム圏のバザール。
 右上:入り口 日本人団体客はたいてい1番ゲートから入るらしく、近くに日本人の集合場所となる土産物屋がある。中を歩いていても「1番、あっち」と頼んでもいないのに教えてくれる人もいる。
 右下の金の感じ、インドに似ている。タイの金行(銀行でない)より細工は凝っている。




 右上:円形の薄い金属などにパンチで穴をあけドーナツ型にした装飾品をやたら作っている一角があった。店先に並ぶパンチ機械。
 バザールを歩いていると、あれこれ日本語で話しかけてくる店員も多い。が、たまにシエシエだのニーハオだの、中国語で声をかける者もいる。今日本の若者は海外旅行に行かないと聞くし、団塊世代が年をとり海外に出なくなったら、今まで世界中を席巻していた日本人観光客も激減、日本語が聞かれることもなくなるのだろう。





出港

17時過ぎイスタンブール出港






やたら行き交う船たち   下:朝とは逆光のブルーモスク


さようならイスタンブール







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