ア メ リ カ 中 西 部 グ ラ ン ド ティ ー ト ン |
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2015年秋、イエローストーンとグランドティートン国立公園を廻るツアーの記録 旅行4,5日目(3/5) グランドティートン目次: コルターベイ | ジャクソン・レイク・ロッジ | Mountain viewポイント イエローストーン: ルーズベルトカントリー | マンモスカントリー | キャニオンカントリー 大西部国立公園:ヨセミテ | グランドキャニオン | モニュメトバレー | アンテロープ/ザイオン レイクビレッジからジャクソン・レイク・ロッジ 上、下:グランドティートンに入り、ジャクソン湖畔のコルターベイにて 湖対岸に連なる岩山の景色が非常に美しい 上:ジャクソン・レイク・ロッジとそのコテージ 下:ホテルの前に平原が広がり、その奥にジャクソン湖。この草原にもエルク、ムースなど多くの動物が生息している。平原に生えているのは在来の背丈の低い柳で(イエローストーンでもよく見かけた。ホテルや人家には中国産の背の高い柳が植えられていたりする)、柳の下に熊や狼が隠れ、エルクは安全のため広いところにいる。 以下、ホテルの前より:ジャクソン・レイクの夜明け 上:ホテル真正面、西から南にかけて。一番高く見えるのがモラン山3842m(左も)。最高峰はグランドティートン山で、左手奥の特徴的な岩山連峰にある。 この日の朝、コヨーテがさかんに遠吠えしていた。早朝ムース(ヘラジカ)を見た人たちもいる。 左上:丘の上にあるロックフェラーを顕彰する碑。公園の元を築いたジョン・D・ロックフェラー氏の功績を称えたもの。ここには書かれていないが、あとでガイドから、この景観を愛したロックフェラー氏がこの広大な土地を買い取り、政府に寄付しようとした。しかし悪い政治家がおり、その寄付を受けなかった。1949年その政治家がいなくなり、国立公園として整備されることに決まった。遅かったのでダムなどができてしまった、と聞いた。
グランドティートン国立公園南部めぐり 湖沿いのティートンパークロードを通って南へ向かう。ティートン山脈はロッキー山脈の一角、イエローストーン火山の下にある。90Kmの活断層があるため地震もある。 Mountain view turnout付近にて最初の写真タイム。上の右端と、右下写真がモラン山。グランドティートン山は上の左端岩峰群の最高峰。 左のブッシュがセイジ(非食用) ジェニーレイク ここで久し振りに日本人団体客に会った。ソルトレークから来たという。ジェニーレイクホテルは1泊6万円、一番高いホテルと聞いた。 Teton Glacier turnout付近で2回目の写真タイム。グランドティートンの最高峰はグランドティートン山4197m、グランドティートンはフランス語で大きいおっぱいという意味。かつて厚さ2000mの氷河があり山ひだを削り、氷河の跡が山肌に残る。このあたりの標高は2000m、地上から2000m上に出ており、地下にもまだ7000m岩がある。岩山は今でも上に成長している。 左上:北の今来た方向を振り返る 日曜なので礼拝中だった。礼拝が終わるのを待って、中に入れてもらう。みなおしゃれ(正装)して来ており、挨拶している。牧師さんと長々話すお婆さんもいる。現役の信仰の場なのでその配慮は必要と思うが、ある日本人が勝手に鐘を鳴らしたのでよくない、と注意したら、その後やってきたアメリカ人観光客おやじも遊びで鳴らしていたのでびっくり。地元民でもそういうことやるのか、カトリックか仏教はまり系か宗教どうでもいい派か。 中心にある公園の四方に、エルクの角を集めた門が建っていた(左上)。左:商店街は雁木(アーケード)になっているところも多く、雪がそこそこ積もるのだろう。下は木製の歩道。下:教会 ジャクソン(旧名ジャクソン・ホール)は人口1万、お金持ちが多い町だという。全米でどの郡に金持ちが多いか調べたところ、NYマンハッタンLAビバリーヒルズではなく、ここだった。空港があるが山が近いのですぐ閉鎖になり、使い勝手が悪い。また、7月はライチョウの一種(七面鳥ほどの大きさがある)が求愛ダンスをするので朝一の便は飛んではいけない、などある。近くにスキー場があり、北米2番目に急坂のスキー場(1番はボーズマンそば)。 ムース ビジターセンター ジャクソンの少し北にムース・ビジターセンターがあり、その脇の池にはカナダガンが飛来する。このときいたのはマガモ(右下) このビジターセンターで、久々に中国人団体客に会った。若者1/3元気な中年2/3ぐらいの近ツリトラピックス系の客層で、土産物売り場をうろつきながら声高に「没有我メン要買的、没有我メン要買的!(買いたい物何もないわ)」と言うおばさんがいたりする。思わず苦笑すると「真的?(でしょ?)」と同意を求めてきた。日本人全体がまだ若く海外旅行にさかんに行き始めた頃も、こんな感じだったんだろう。 上:途中見かけたコヨーテ 映画シェーンの舞台になった風景。建物は農家小屋で撮影当時使われたものではないと言っていた。このあたりは冬は雪が積り、除雪されないので冬は行かれない。大きいおっぱい山がよく見える。 アンテロープフラットロードの名だが、レイヨウ(アンテロープ)はアメリカで2番目に長い渡りをする動物で(一番はミュール鹿)、渡りに使う道は2車線ほどの幅しかないという。途中人工的な障害物も多いため、NPOが政府とかけあい、レイヨウの渡り道を確保した。交通事故も多いので国道に橋をかけレイヨウが渡っている。 左下:スネークリバー・オーバールック 1942年に写真家アンセル・アダムスがここで有名な山岳風景写真をとったので有名なポイント 右上、下:スネークリバー高速道路沿いで見かけたバッファローの大群 翌日(旅行5日目)は午前中オックスボウベンドなどを廻り、午後はラフティング体験。グランドティートンでは今日から500か所に山火事をつける、山火事サイクルが大事だから、と聞いた。 オックスボウベンドはモラン山の風景が美しいビューポイント。ロッジから南東へ15分ほどバスで行ったところにある。動物観察ポイントでもあり、多くの車が停まり、カワウソ、カナダガン、ウサギ、カモなどを双眼鏡片手に見ている。 右はアスペンの木。ネイチャーガイドの説明では、皮の白い粉はSP15の日焼け止めになるという(ミャンマーでも木の皮を砕いた粉を日焼け止めとして顔に塗っていた) スネークリバーに映るモラン山 農業ダム コースタイム: デッドマンズバー12:50−15:30ムース下船口 今回乗った川下りコースは、スネークリバー・オーバールックの若干北にあるデッドマンズバーから出るもの 右手(西)にティートン山脈をみながら南へ下ってゆく 樹木はエゾ松が多い(右下) 次第にティートン山脈が遠くなってゆく 左上、上中央:白頭ワシ 右上:白頭ワシの巣 船頭ガイドが鳥や動物を見つけて教えてくれる 右上:ビーバーが齧った跡の残る木。こうした木は沢山見かけた
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