ア メ リ カ 中 西 部 イエローストーン ルーズベルト/マンモス |
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2015年 9月 せっかくエスタを取得したので、またアメリカへ国立公園巡りツアーに参加した。今度はイエローストーンとグランドティートン国立公園で、野生動物や景色を見るのがメインの旅。現地のネイチャーガイドによる解説がなかなか他では聞けない専門性の高い話も多く、非常に興味深かった。 このページ目次: ガーディナー | ルーズベルトカントリー | ラマーバレー | マンモスカントリー イエローストーン: ルーズベルトカントリー | マンモスカントリー | キャニオンカントリー 大西部国立公園:ヨセミテ | グランドキャニオン | モニュメトバレー | アンテロープ/ザイオン イエローストーンへ 北からイエローストーンに入る場合はガーディナーが拠点になる。 左:丸い緑のスポットは散水による畑。以前この方法で数年作ると水か地力の問題で(連作障害ではない)作物を作れなくなり荒廃地が増える、とTVドキュメンタリー番組で見た記憶があり、撮った。 ボーズマンからガーディナーへバスで移動する途中、ボーズマン峠でロッキー山脈を越える。ロッキー山脈は南北に5000キロ。 上:途中寄ったスーパーマーケットで見かけた色とりどりのカボチャ ガーディナー 上、左下:ホテル前からの景色 左下写真、ホテル目の前に見える山はElectric Peak(電気山)。3343mあるが、全体が広く大きいせいか、とてもその標高があるように見えない。右下:ガーディナーの町(標高は2000mくらい) 昨晩大雨だったため宿を探す人が大勢いた(キャンプの人たち)、ガーディナーは満室で泊まれない人が続出し、150キロ先まで行った人もいると聞いた。この日を境に天気はよくなり、ラッキーだった。 コース記録(バス移動): ガーディナー9:00−9:10北口先9:30−マンモス通過9:45−10:201988山火事跡10:30−10:35タワールーズベルト10:50−11:10ラマーバレー11:20−11:40ラマーバレートレイル起点箇所11:50ー13:00マンモス イエローストーンは世界で最初に設立された国立公園(1872年)。四国の半分の大きさがあり、イエローストーンほぼ全体が64万年前に起きた超巨大噴火によるカルデラにあたる。イエローストーンは、210万年前などにも大噴火している超巨大火山(スーパーボルケーノ)、今でも地下にマグマ溜りがあり、いずれ噴火する可能性がある。 北口にルーズベルト門がある。この門は昔のイエローストーンの入り口。 上下:イエローストーン北口から少し入ったところにて小休止。このあたりは砂漠で、ラビットブッシュ(右上の黄色い花)やサボテン(左下)が生えている。ウサギには8−10Kgある大型のものと小型の砂漠ウサギがいる。 マンモスへ行く途中の河原に、露天風呂があった(左上)。72度あるので川の水で薄めている。 右上のブッシュ地帯はセイジ 食用のセイジとは異なる タワールーズベルトの手前で、1988年に落雷によってイエローストーン国立公園の3分の1を焼失した森林火災の跡が残る一帯があった(右上)。有名な話だが、森林火災は植生更新に必要な自然の摂理ということで、消火活動はせず(宿泊施設など一部を除く)自然鎮火にまかせた。その後も植林や整地は行わず自然にまかせている。枯れた古木は虫や鳥の餌になり、虫や動物の雪の下への道になる。燃えた木は良い肥料となり新しい森が再生する。 上:トイレ休憩で寄ったタワールーズベルトのジャンクションにいたバッファローの群れ。しっぽを上げると怒っているサイン。今年5人の観光客がバッファローで怪我をした。 ラマーバレー ラマーバレーをゆく 上:1か所目のビューポイントで休止。ラマーバレーはヘイデンバレーと並ぶ野生動物の宝庫で、エルク、ミュール鹿、ムース(ヘラ鹿)、バッファロー、コヨーテ、アンテロープ(羚羊)、狼が生息する。みな双眼鏡片手に動物ウォッチングに来ている。 ラマーバレーでは中国人日本人など東洋系観光客は見かけず、動物ウォッチや釣り、トレイルしている人は皆白人観光客だった。 13時頃到着し、各自お昼を食べてからマンモステラスを1時間ほど散策。このあたりは標高1902m。 マンモス中心地にいる野生のエルクたち。もちろん触ってはいけない。動物の種類ごとに何m以上離れてください、と注意書きにもあり、レンジャーがいて人が近づきすぎると注意している。今アメリカでは、野生動物への接し方は餌付けしたり撫でたりするのではなく、双眼鏡片手に観察するスタイルになっている。 右上:確かこの灌木だったと思うが、乳がんに効く成分を持つ特殊な木。日本の某製薬会社も植え始めているとガイド談。右下は、実がジントニックの元になるという針葉樹。 マンモステラスは、温泉に含まれる炭酸カルシウム(石灰でない、とガイド)がテラス状に固まってできた景観。灰色のところは温泉の湧出が止まり生成終了したところ、肌色のところが温泉が湧き出て現在生成中のところ。このため景観はどんどん変わる。パンフレットの写真は古く、現在とまったく異なっていたりする。お湯の温度は72度。 右上:マンモス中心地(レストランや土産物店がある)が見える 右上:有名なリバティキャップ これも噴出した温泉が固まり重なってできたもの 温泉には様々なバクテリアがいる。イエローストーンでもDNA判定に役立つバクテリアが見つかったが、そうした特殊なバクテリアのいる区域は保護され、一般人は立ち入ることができない。 マンモステラスには大勢の観光客がおり、特に東洋系、中国人韓国人が多い。みな自撮棒を持って写真をとっている。動物ウォッチのエリアにはまだ中国人たちは来ていないようでほとんど見かけなかった。 ルーズベルトカントリー | マンモステラス | キャニオン・レイクカントリー | グランドティートン |
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