須走口 2012.8中旬 富士登山だが、できれば一合目から登りたい。それが正当だと思うからだ。前回は富士吉田口一合目から登ったが、今回は須走口から登ってみることにした。 コース記録:東口本宮富士浅間神社9:30−馬返し11:10−(昼12:20-12:40)−小富士山参道13:15−小富士13:30−13:50須走新五合目14:05−本五合目15:15 8時半頃神社付近に着く予定が、渋滞でバスの到着が40分遅れになった。富士浅間神社には富士講の板碑が多く建つ(右下)。神社裏に旧道があると思ったが、神社の人の話ではふじあざみラインから行くという。 道の駅脇から高速道路下をくぐり、ふじあざみラインをひたすら歩く(左下)。夏はマイカー規制でバスとタクシーしか通らないため歩きやすい。午前中は曇りで富士山はまったく見えず、その代わり歩きやすかったが、晴れていればアスファルトの照り返しで暑そうな道。車道脇にはあちこち中へ入る道があるが、いずれも自衛隊用地のため立入り禁止の札が立つ。 いったん車道に出たので、再び車道歩き。晴れ間に富士山が見えてきた(右上)。 旧道には、H23.6小山町と記されたピンクテープがそちこちにありわかりやすい。また道も明瞭でほぼ見失うことはない。新五合目までずっと樹林帯、下草も藪化せず見通しのよい道だ。 左上:御室浅間神社跡 ここでも”神様はご無事だろうか・・・” 景色抜群!行ってよかった(下) 新五合目から人が増える。東京近郊の山と違い、若者が多い。男子グループ、女子2,3人連れ、カップル、家族連れ。父親と小学生くらいの男の子のパターンも多い。高尾山以外、山といえば中高年ばかり見慣れてきたので、新鮮な光景。 この日は本五合目に泊まった。本五合目からは吉田口への道がある。季節は終わっていたが石楠花がきれいな道で、ツアーが来て歩いたりしているので道は明瞭。 夜は小田原から横浜の夜景がよく見える。ときどき光るのは江ノ島の灯台、千葉房総半島のあかりもぼうっと見える。左手は八王子などの夜景、東京は丹沢山塊に隠れる部分も多いが、スカイツリーや新宿新都心は昼でも目視できる。東京の夜景がもっともよく見えるのは丹沢の蛭ヶ岳山荘だという。確かに富士山からだと東京の夜景は少々遠い。ブログでも蛭ヶ岳の夜景の話を読んだことがあるので、今度空気の澄む冬にでも行ってみよう。 なお、山小屋の人の話では、五合目までの道は本当の旧道ではない。本当の旧道はもっと中にあるという。道沿いに倒壊した山小屋が何軒かある道で、道跡はかなり不明瞭だとのこと。現在の道は車道と谷の間を行くのでわかりやすい。今回も途中、先達かガイドについて下ってくる中年女性グループに会ったが、五合目までのトレッキングなどで歩く人も結構いるという。 四国へんろ 東海道 奥の細道 国内旅行 ローカル線 | モンゴル | チベット | ラダック | 東北インド | 中国 | 1999北京 | ミャンマー | 台湾の廟 | 韓国 | 台湾2009 | |