須走口 五合目−頂上−御殿場口 2012.8中旬 コース記録:本五合目6:40−大陽館7:40−頂上10:02−御殿場下山口10:55−御殿場口バス停13:50−太郎坊14:20−馬返15:15−青年の家16:15 左下:小屋前から見たご来光 本五合目付近は樹林帯だが、すぐにガレ場になる。
朝は晴れていたが、次第曇ってきた 頂上到着。前回(富士吉田口)は強風でお鉢めぐりできなかったが、この日は無風。これは行くしかない、と反時計周りに歩き出す。 右上:富士山最高地点、剣ヶ峯の三角点。測候所がある 下山は須走口か御殿場口のどちらかにしようと思っていたが、急に雲が厚くなってきたのと、別の道から下りてみたかったので御殿場口にした 左上:御殿場口下山道下り口 頂上から下り始めてすぐ、雷鳴が聞こえ小雨がぱらついた。これはまずい、と急ぎ足で下る。いくつか山小屋を越え、日ノ出館についた頃には雨も雷もやんでいた。男の子たちがスパッツをつけているのを見て、こちらも用意してきたスパッツをつけ砂走りの準備をしていた。すると再び雷鳴、これは早く下ったほうがよいのでは、と急いで出発。かかとをめりこませるように砂のクッションをきかせ、調子よくぐんぐん下る。 視界も開けてきて、駐車場まで一気に見通せるようになった(写真左)。雷雲は北西から南東へ移動したようで、右手前方の送電線群あたりにさかんに稲妻が閃き雷鳴が鳴っている。晴れていれば、この道は景色抜群の中、一気に駆け下る道なのだろう。逆に登りは単調でしかも砂地、距離も最も長く一番大変な道ではないだろうか(御殿場口はバス停や駐車場の標高が最も低い)。 バス停で時刻表を見ると、15:15までない。そこで太郎坊か馬返しまで歩いてそこからバスに乗ることにする。右上:車道を行く 駐車場からは樹林帯 40分で太郎坊到着。御殿場口は標高が低く、太郎坊で二合目と聞いた。お堂や神社があるわけではなく、その代わりに殉難碑があった(左上)。富士山測候所の気象台職員が、交替登山中吹雪に巻き込まれたり、堅氷や突風で滑落したりで殉職した人々を慰霊している。 歩いていると再び雷雨になった(左上)。まあ、樹林帯なのでさくさく歩く。馬返し到着(右上、ピンぼけ)。しかし、なんとバス停がない!自由乗降区間がどうか不明だし、これはまあ歩くしかないな、市街地に出ればバス便も増えるだろうと歩き出す。途中、ツーリング3台、歩いて登る若者1名とすれ違う。15:15のバスも追い越していった。 天気が崩れ、ずっと雨になるのが嫌で出発を急いだが、今思えば日ノ出館で雷雲をやりすごすのが正解だったのだろう。雷雨はそう長く続かない。 四国へんろ 東海道 奥の細道 国内旅行 ローカル線 | モンゴル | チベット | ラダック | 東北インド | 中国 | 1999北京 | ミャンマー | 台湾の廟 | 韓国 | 台湾2009 | |