東 京 近 郊  の 山  尾 根 歩 き
雲取山 − 長沢背稜 1

 東京都の最高峰は、標高2017mの雲取山、と小学校の社会科授業副読本”私たちの東京都”で習った記憶がある。
 また、ここから北の三峰方向や、西の甲武信ヶ岳方向、東の酉谷山、天目山方向に尾根道がつながっている。
 三峰はあまり時間がかからないようなので、まず日の長い今のうち、西尾根を歩いてみることにした。

目次: 1日目 西鴨沢−雲取山   2日目 雲取山−酉谷山−天目山−蕎麦粒山−棒ノ嶺山

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西鴨沢−雲取山(縦走1日目)

2011年5月中旬
コース記録: 西鴨沢10:25−(昼食20分)−七つ石小屋12:55−分岐13:15−奥多摩小屋14:00−雲取山14:50−雲取山荘15:15



鴨沢国道沿い(左上)と、斜面に建つ家々(右上)

車道から土の道になるが、ところどころに家があった。車は入れない。もう人は住んでいない様子だが、ちゃんと電線が敷かれ、東京都水道局の印のついた水栓があった。



左上も無人のようだが、その脇の畑は整備されていた。この直下に小袖集落が見え、そこは車道が通っている。下の車道沿いに移住したのかもしれない。山に住む人が(車の通る)”下”に(自主的に)下りてきている、という話は、四国や中国地方などあちこちで聞くし、信州北部に新規就農した知人からは行政主導での村内移住の話も聞いた。
鴨沢の西方を望む。山中の集落と畑が見える(左下)

奥多摩に移住して林業に関わっている知人いわく、「奥多摩桧原にはなんであんな高いところに集落があるのだろう、というところがあるが、空気の逆転層があって尾根筋と谷の間に暖かいところがある。またここらの山はお椀を伏せたような形になっていて、頂上の少し下に日当たりのよい広い土地のあることが多い。そうしたところに人が住んだ。また、谷筋を車道が通る現在からは想像できないが、かつては尾根がメインロードだった。谷に道をつけるには高度な土木技術が必要で、昔は無理だった。奥多摩の村も、尾根から下る道があり、尾根で各村がつながっていたそうだ」とのこと。




先の畑の北にあった祠(左上)   石垣の土台だけ残る。敷地内に井戸があった(右上)
左下:七ツ石小屋   右下:水場

1990年代、友人と七ツ石山に登ったことがある。当時、かなりの台数のマウンテンバイクが山道を疾走していた。登山者とのすれ違いも危険だし、山腹道なので西側は崖、転落事故もあるだろうと思われた。山上までは担いで上るようで、バイクを投げ出し仰向けに倒れ喘いでいる男子学生、それを叱咤激励している上級生など、部活グループもおり、賑やかだった。
それが今回、MTBをまったく見かけなかった。禁止になったのだろうか?



左:このあたりまで来ると、まだ冬枯れだ
下:西を望む 飛龍山南の尾根か



日原への分岐を過ぎると、開けた広い道になる(左上)。冬は気持ちよさそうだが、夏はカンカン照りで暑い道。
右上:花の写真を撮っている人がいた。花の名を聞いてみるが、「私もわからないんですよ。いつも帰ってから事典で調べます」とのこと
左下:こんな感じの道が続く   右下:小ピークがところどころあるが、こうした笹薮内の巻き道がある





:奥多摩小屋 落ち着いた感じ、次回はここもいいかも
下:小屋前から大菩薩嶺を望む
右:雲取避難小屋内


左:「明治十五年十二月 内務省地理局」と刻まれた石柱
雲取山山頂 2017m


山頂から富士山も見えるはずだが、この日は霞んでおり、肉眼ではかろうじて見えるものの、カメラには写らなかった。左下は丹沢方向、奥の薄い三角山が蛭ヶ岳(のはず)     右下:雲取山荘への下り



下:雲取山荘 収容人数数百人規模の大きい山小屋
それでも入りきれず廊下で寝るときもあるらしい

左:部屋の中  まだ炬燵が入っていた



左:尾根にある小屋だが、水は豊富。丹沢での水貴重体験をした後なので驚いた

小屋の壁に貼られた新聞切り抜きによれば、シャワー施設も整える予定だという

早めに小屋に到着、このときは人も少なく静かだった。寝ていると、続々人が到着してくる。6時近くになってもまだ、10人以上の中高年グループがやってきた。人気の宿のようで、かなり混んでいる。

食事も大人数なので旅館のよう。
団塊世代グループと一緒になったが、四国へんろ歩き旅でも感じたのだが、この世代は結構贅沢と思う。高度成長期前の貧しい時代を知っているはずなのに、どこそこの山小屋の食事はどうだの、その程度なら許容範囲と思える瑣末事で盛り上がっていた。


hidari.gif 奥多摩マイナー尾根3雲取酉谷 migi.gif


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