信州峠 横尾山 から 清里 へ

 奥多摩鴨沢から瑞牆山荘まで縦走した際、大日岩から小川山、小川山から信州峠を通って清里へ伸びる尾根も気になった。いろいろな山情報サイトを見ると、大日岩−信州峠間はバリエーションルートとして難易度が高そうなので、まずは横尾山飯盛山周辺が整備されているという信州峠から清里へ下りる尾根を歩いてみることにした。

目次:信州峠横尾山から清里:信州峠−横尾山−木賊の頭−飯盛山−清里

   瑞牆山:川上村南沢−松平林道−不動滝−瑞牆山
   小川山:川上村南沢−県境尾根−小川山

   奥秩父縦走:1日目奥多摩−丹波天平−サオウラ峠−熊倉山−飛龍山−将監峠−唐松尾山−雁峠
   2日目雁峠−古札山−水晶山−雁坂峠−破不山−甲武信岳−国師ヶ岳
   3日目国師ヶ岳−大弛峠−金峰山−大日岩−瑞牆山荘



信州峠横尾山から清里  2012年10月中旬

コース記録:わらび山荘8:00−信州峠8:55−カヤトの原9:40−10:05横尾山10:10−木賊の頭10:45−槍11:20−11:45三沢峠(昼)11:55−十文字峠12:40−飯盛山13:20−14:00登山口14:15−清里駅14:45

 わらび山荘は蕨市の施設で、二泊で2000円と格安、食事も夕食800円、朝昼500円(夕食は1500円のコースもある)。空きがあれば市の住民在勤者でなくても利用できる。このためわらび山荘を基点にして瑞牆山、小川山、高登谷山に登ったり、信州峠から清里まで下りることができる。

下:南沢の畑作地帯 時期柄白菜が多いが、左下は野沢菜か?
右下:ときどき畑の隅に、白いビニテで作った御幣のようなものが立っていた。昔からの風習だろうか





左上:信州峠を望む   右上:信州峠 右が横尾山で明瞭な登山道があるが、左の石コツ方向に道は見当たらなかった(翌年、小川山から県境尾根を歩いてみた)。
左下:紅葉の始まった登山道を行く   右下:富士山が見える





左上:瑞牆山(手前)と金峰山(奥)が見える   右上:南沢を望む 先ほど通った広い畑が段々畑に見える。畑から少し上がった右手奥の白いところが三鷹市の山荘のあるあたりと思われる
左下:南アルプス(カヤトの原から)   右下:八ヶ岳(カヤトの原から)





左上:横尾山山頂1818m   右上:野辺山方向(北西)を望む
ここから先はバリエーションルートになる。10月とはいえ夏草はまだ枯れていない。あるブログにも草の茂る夏は難易度高いかもとあり、藪が茂り踏み跡がわからないかもしれないと覚悟してきたが、道は明瞭だった(左下)。結構人が歩いており、登山道レベルになってきている(全体通してその印象)。
右下:例の大平牧場の道標





熊笹の茂る尾根。全体的に熊笹箇所が多い。踏み跡は少し窪んでいるので、ときに外してもすぐに見つかる。そもそも尾根を歩けばいいだけだ。ただ、踏み跡上のほうが土が固く歩きやすい。また、横尾山以降、赤テープが随所にあり分かりやすい。感謝!
右上:豆腐岩 下から見たほうが豆腐っぽかった
左下:木賊の頭(1734m)を見上げる  右下:これから進む槍、三沢峠方向の尾根
ここで迷う(というか道を間違え北側へ下りてしまう)話をよく見かけたので気をつけたが、頂上へ登らず巻き道のように南へ下る道が明瞭についていた。ここで尾根が西から南へ直角に曲がるので、目視でもすぐわかる。ただガスって先が見えないと少々大変かもしれない。





木賊の頭を下りると、急に道がよくなった
あきらかに草刈されている(右上)

道の両側あちこちに左上のような物体が木に掛けられていた
何かの調査らしいが、それもあって道が整備されたのだろうか

新しい道標まである(左:鞍骨山飯盛山とある 鞍骨山=木賊の頭)





左上:横尾山の尾根を振り返る   右上:槍の頂上1720m
槍の頂上から:左下:富士山   右下:これから向かう飯盛山方向の尾根
槍を下った先で尾根は再び南から西へ直角に曲がる





槍を過ぎると道は再び草刈されておらず、踏み跡たどりになるが、右上写真のあたりでも夏草がずいぶんと踏まれ倒れており、踏み跡は明瞭だ。夏もこの尾根を歩いた人が結構いたわけで、バリエーションルートというより完全に通常の登山道      左上:南アルプス
左下:三沢峠付近。このあたりも赤テープが多くわかりやすい
ここらで急に曇ってきた。この日は太平洋東岸を台風が北上中で午後から風雨が強まる予想、昼食もそこそこに歩き始める         右下:八ヶ岳





左上:例の牧場に出た。しばらく牧場柵脇を行くとブログによく出る柵中への入り口があったので開け閉めして入る(入り口周囲は草刈されており、わかりやすい)。
右上:中央鞍部が十文字峠   左下:三沢峠からの尾根道を振り返る   右下:飯盛山方向を望む





左上:飯盛山頂上1643m
十文字峠あたりから雨が降り始め、頂上は風も強く横殴りの雨

右上:これまで歩いた三沢峠や槍への尾根(右手斜めあがりの尾根)、木賊の頭への南北尾根(その奥の左右の尾根)を振り返る。
八ヶ岳は完全に雲に隠れ見えなかった

清里へ下る道





上:山道で見かけた花々

 横尾山から飯盛山までは、あまり人の歩かないバリエーションルートと思っていたが、(少なくとも今年は)熊笹箇所以外道は明瞭、ほぼ通常の登山道のように歩くことができた。



hidari.gif 小川山秩父 migi.gif


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