東 京 近 郊  の 山  尾 根 歩 き
雲  取  −  三  峰

 三峰から雲取を経て奥多摩駅まで尾根道を下るコースは、かつてカモシカ山行でよく歩かれたコース(三峰に夜到着、夜通し歩き翌日午後奥多摩に着く)だと聞いた。
 カモシカをやると地図読み能力がつくという。若者の間で登山がブームだった昭和3、40年代頃は、塩山など中央線各駅に深夜到着する列車があり、さらに深夜バスも出ていた、夜通し歩いて大菩薩嶺に登る人も多かったという。
 今では深夜に中央線を走る普通列車はない。バスも本数がどんどん減り早い時間になくなる。メジャーな山は頂上近くまで車が入れ、駐車場からちょっと登って登頂する中高年ハイカーばかり、隔世の感がある。

 前回は飛龍山下から西へ歩き、瑞牆山荘まで奥秩父の尾根を縦走した。いずれカモシカをやりたいのでその下見も兼ね、今回は飛龍山から逆に東へ向かい、雲取山を経て三峰へ抜けてみた。

目次:お祭り−三条の湯−飛龍山−雲取山−白岩山−霧藻ヶ峰−三峰

  奥多摩尾根歩き:西鴨沢−雲取山  雲取山−酉谷山−天目山−蕎麦粒山−棒ノ嶺
  奥秩父尾根歩き:飛龍山−雁峠  雁峠−雁坂峠−甲武信岳  国師ヶ岳−金峰山



お祭り−三条の湯−飛龍山−雲取山−白岩山−霧藻ヶ峰−三峰
 2011年10月初旬

 9月に飛龍山下まで登ったときは、後山林道は台風による崩壊で歩行者も含め全面通行禁止になっていた。それでデンデイロからサオウラ峠を通るコースで登ったのだが、10月に入って丹波山村役場に電話をすると、歩行者は通れるようになったという。林道が歩けると楽なので、さっそく行ってみた。

コース記録:1日目:お祭り13:15−後山林道終点15:10−三条の湯15:30
       2日目:三条の湯6:15−7:50北天のタル7:55−飛龍山下8:25−飛龍山8:40−北天のタル9:05−狼平10:10−三条ダルミ10:40−雲取山11:15−11:30雲取山荘(お昼)12:00−大ダワ12:15−芋の木ドッケ−白岩山13:00−前白岩の肩13:40−お情平14:00−霧藻ヶ峰14:15−地蔵峠14:25−炭焼跡14:40−奥の院入り口15:10−三峰神社駐車場上15:20



左上:新青梅街道から後山林道への入り口
右上:林道は後山川沿いに進む。このあたりはまだ標高が低いが、そろそろ紅葉の気配

左:川を跨いで架けられたわさび搬出用の架線
下:山腹を登る山林作業用モノレール(乗り場)。檜原では山中の家へモノレールで行くところもある





左上:後山林道終点 ここから登山道

左:薪を運ぶための架線
  2年に一度入札があるという

左下:三条の湯(標高1100mほど)
  源泉の温度は低いが、
  しっかり硫黄の匂いのするいいお湯
  夕食には地元で獲れた鹿肉が出る

右下:翌朝、北天のタルめざして中ノ尾根を登る
  上のほうは紅葉が始まっていた










左上:北天のタル ここでメイン尾根に合流
右上:南方向 右手に大菩薩嶺
右下:東側 雲取へ向かう尾根


左:飛龍権現から飛龍山へ登る尾根道
上:飛龍山山頂 2069m
左下:山頂から見た富士

右下:飛龍山から北天のタル方向へ下りることができる。地図には踏み跡程度とあったが割とクリア、赤テープが多く巻かれわかりやすい。メイン尾根からの登り分岐には標識もありわかりやすいが、登りか下りのどちらかは飛龍権現に寄ってお参りしよう



飛龍山下−三条ダルミ間は桟道が多く整備されている。完全な尾根道ではなく、尾根の少し下を行き小ピークは巻いてゆく








右上:北側を望む
  東仙波の東尾根の向こうに秩父湖方向

左:富士山
飛龍−雲取間の道は、飛龍山から前飛龍を経てサオウラ峠へ伸びるミサカ尾根に隠れ、富士山が見えないことも多い

左下:三ツ山の先あたりから熊笹が茂る明るい道

右下:狼平
大菩薩嶺にも同じ名のカヤト(草地)の鞍部がある
三峰も御岳山権現山もオイヌサマ、狼を祀る山
昔は狼がたくさんいたのだろう






左上:三条ダルミ(1826m) ここから急登になる   右上:雲取山頂(5月の山頂はこちら)2017m
誰もいなかった。奥多摩は放射線量が高いと発表され登山者が減ったのだろうか?
左下:山頂から西を望む 飛龍山への尾根道

大ダワの先で酉谷山や長沢背稜への道と分かれ、巻き道を行く。白岩山へは道が悪いため足元注意の立て看がいくつも立っている。
やがて芋ノ木ドッケに着いたが、酉谷山方向の道にもあった芋ノ木ドッケとは別の場所。この三角道で結ばれたピーク全体が芋ノ木ドッケらしい。
右下:西側、東仙波から和名倉山への尾根を望む。手前の谷が大洞川、尾根と谷の標高差がかなりある





右上:白岩山山頂 1921.1m   左上:鹿の親子がいた。白岩山あたりでよく出るという。人を全然怖がらない
左下:前白岩の肩    大ダワから白岩山あたりまではかなり以前に山道整備が行われた感じで山腹の荒れた巻き道が多いが、前白岩あたりから尾根道になる(右下)。尾根と下りの急坂が交互に続く





左上:東側 手前に長沢山、奥に酉谷山から熊倉山へ伸びる尾根が見える   右上:お情平
左下:霧藻ヶ峰 1523m 土日は小屋番がいるそう   右下:東北方向 雲の上に両神山が見える



左上:地蔵峠

右上:地蔵峠以降、手入れされた針葉樹の人工林が続く


左下:炭窯跡 解説板によれば、白炭(備長炭など)を焼いた窯の跡という。窯を密閉して消火する黒炭と異なり、炭をかき出し灰や土で消火する白炭作りは重労働だった。戦後秩父では黒炭に切り替わり、今では白炭は生産していない、とある
右下:二股檜 手前にベンチが見える。お情平あたりまでは結構道が荒れていたが、霧藻ヶ峰以降は石や木の根、急坂もなく歩きやすい整備された道で、あちこちにベンチが設置されていた





右上:三峰神社奥の院、妙法ヶ岳への分岐
左下:途中、崖の上に注連縄の掛かったところがあった
右下:三峰神社から奥の院、霧藻ヶ峰に登る道に設けられた鳥居 登山計画を入れるポストがある





三峰神社の鳥居(標高1000mほど)

狛犬が狼になっている




左:秩父湖
目の前に和名倉山からの尾根が高くそびえる。和名倉山から秩父湖へ下りる道はわかりにくく遭難事故が何件か起こっているが、標高2000mから5、600mへ一気に下る尾根は雄大だ。

三峰4時頃着で予定を立てたが
霧藻ヶ峰以降は道がよく、さくさく歩け、
3時20分には神社についてしまった

おかげで三峰神社興雲閣にある神ノ湯温泉に、最終バスの時間までのんびりつかる時間がとれた
神ノ湯温泉は500円で入浴可能、源泉の温度は30数度で、なめると辛い塩湯



hidari.gif 雲取酉谷丹波山小菅/大月 migi.gif


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