三峰から雲取を経て奥多摩駅まで尾根道を下るコースは、かつてカモシカ山行でよく歩かれたコース(三峰に夜到着、夜通し歩き翌日午後奥多摩に着く)だと聞いた。
カモシカをやると地図読み能力がつくという。若者の間で登山がブームだった昭和3、40年代頃は、塩山など中央線各駅に深夜到着する列車があり、さらに深夜バスも出ていた、夜通し歩いて大菩薩嶺に登る人も多かったという。
今では深夜に中央線を走る普通列車はない。バスも本数がどんどん減り早い時間になくなる。メジャーな山は頂上近くまで車が入れ、駐車場からちょっと登って登頂する中高年ハイカーばかり、隔世の感がある。
前回は飛龍山下から西へ歩き、瑞牆山荘まで奥秩父の尾根を縦走した。いずれカモシカをやりたいのでその下見も兼ね、今回は飛龍山から逆に東へ向かい、雲取山を経て三峰へ抜けてみた。
目次:お祭り−三条の湯−飛龍山−雲取山−白岩山−霧藻ヶ峰−三峰
奥多摩尾根歩き:西鴨沢−雲取山 雲取山−酉谷山−天目山−蕎麦粒山−棒ノ嶺
奥秩父尾根歩き:飛龍山−雁峠 雁峠−雁坂峠−甲武信岳 国師ヶ岳−金峰山