遭難者多発で有名(?)な和名倉山ですが、2013年初夏時点で道跡鮮明、スズタケヤブも深くなく、あっさり歩けました。普段買わない2万5千分の一を買い普段引くことのない磁北線をポイントとなる尾根曲がり地点ごとに引き尾根の角度まで書き込み、事前に何度も地図を確認し、準備万端整えたにもかかわらず、一度も地図を開くことなくコンパスも使わず、道なりに歩いて下りてこられてしまった・・・(道や尾根の形を暗記してしまったというのもあるかもしれないが・・・)。
いまや家族向けハイキングコース?とすら思えるほど鮮明な道筋、かつ危険箇所もありません。ただし、別グループのガイドの方から、この状況はあと5年ほどだろう、歩くなら今がチャンス、と聞きました(後述)。また今年(2013)のPEAKSに、昨年道に迷ってビバークした若者がどこからともなく現れた犬連れの老人に助けられた話、その後将監小屋にテントを張ったまま戻らず遭難した犬連れの老人の話(事故発生順がこの逆だったら怖いと編集者も書く)もあるので、やはり油断は禁物の山なのかもしれない。
目次:武甲山:川乗山−有間山−武甲山
和名倉山:将監峠−東西仙波山−和名倉山−秩父湖
十文字峠:毛木平−十文字峠−栃本
両神山:坂本−八丁峠−両神山−清滝−日向大谷 天理岳−日向大谷
天覧山−多峰主山 多峯主山−久須美の峰
正丸峠−伊豆ヶ岳−子の権現 波久礼−秩父高原