東 京 近 郊  の 山  尾 根 歩 き
東 丹 沢 (マイナー尾根3)



大平コース−棒ノ木丸

2014年11月下旬
コース記録:  1日目:鳥屋バス停13:40−登山口15:25−大平分岐16:30−黍殻山避難小屋16:35
      2日目:出発7:05−棒ノ木丸への分岐7:35−棒ノ木丸8:10−伝通9:30−(早戸大滝方向往復)伝通10:15−11:50(おやつ)12:10−12:30早戸川橋(昼)13:00−宮が瀬バス停13:45

 もともと白馬尾根を歩いてみたかった。しかし、車がないとアクセスが悪い。林道歩きが長く、日帰り往復は(特に日が短い秋冬は)難しい。そこで新しくなったという黍殻山避難小屋利用で行ってみよう、できれば登りで使いたいので棒ノ木丸経由、と考えた。



 天候は下り坂。でも来週からは寒波到来予報、これ以上遅くなると最低対応温度0度のシュラフでは不安がある。黍殻山避難小屋初体験目的も兼ねて、とりあえず行ってみた。   左上:御屋敷集落
 ひたすら林道を歩く。ゲートが見えてきた(左下)。ここからも延々林道歩き。紅葉も終わり。
 途中、何台も車が止まりオレンジベスト姿の男性らが10人ほどいる。何事かと見ると、肉をさばいていた。鹿猟のハンターたちで、皆で獲物を分けているところだという。





 左上:林道脇からの登り口 道はわかりやすい。林業用モノレール脇を行くことも多い。日暮れに間に合うようしゃかしゃか歩いたおかげで、1時間ほどで避難小屋に到着(右下)。





 左上:避難小屋内部のようす(貸切状態) 真新しくきれい。屋外トイレも設置され、ここもきれいでした。
 翌朝はしっかり雨。とりあえず蛭が岳方向へ向かって歩きだし、棒ノ木丸への分岐に到着(左下)。道は案外明瞭でわかりやすい。地図コンパスで確認しなくても歩ける。





 雨足がどんどん強くなる中、棒ノ木丸到着(右上)。





 本来なら雷平への分岐があるはずだが、途中から造林小屋前を通るコースよりひとつ北の支尾根に入ったようで、伝道沢を越えたと思ったらもう伝道だった(左上)。雨だから地図確認が面倒、と目立つ踏み跡を歩いた結果こうなったわけで、やはり踏み跡を信用せず地図で確認しないとだめだ。

 増水時は危険とあるが、とりあえず雷平へ向かう。伝道沢までさきほどと同じ道、南へ向かうと造林小屋(右上)に出た。下を流れる川はどうどうと音をたてている。雨で滑りやすいし、この水量音はどうかなあ、と不安になる。大崩壊地をステップと梯子で下る箇所に来たとき、なんか滑りそうだな、水音もハンパないし、今日はやめよう、と瞬時に感じた。そうと決めるとさっぱり、引き返す。
 あとは延々早戸川林道歩き。2日目なので昼食は火を使うタイプしか持っていない。雨なので、まずはお菓子でがまん。バス停までもてば、と思ったが、お腹がすいてがまんできないしスピードも落ちてきた。仕方なく、雨風をよけながらガスでお湯を沸かして昼食作り。お湯が沸くまで体が冷えて大変だったが、暖かい食事をとるとすっかり元気になってバス停まで一気に歩く。



塔ノ岳西尾根−小丸北尾根−マルガヤ尾根

2014年12月上旬
コース記録:  大倉7:30−10:00塔ノ岳10:10−尊仏土の平11:05−12:35小丸(昼)12:50−マルガヤ尾根分岐13:00−分岐14:35−二股14:50−大倉15:50

 寒波到来、気持ちのいい快晴。大倉バス停では大勢下りた。冬なのでさくさく登れる。








 塔ノ岳頂上は風が強く冷たい。ここから西尾根を下る。上のほうは凍結しており、丸太を立てたステップが特に滑りやすい。右下:水場





 道はしっかりしており、歩きやすい。登りの単独男性とすれ違う。朝寄から雨山峠経由で来たという。
 左下:玄倉川に下りた。今日は小丸北尾根を歩く予定、鍋割沢を南東へさかのぼる(右下)。





 南の尾根沿いに登り口を捜すが、よくわからないまま堰堤まで来てしまった。戻って探そうかと思うが、目の前の斜面は登れそうに見える。正式な道で行っても同じ尾根に出るので、ここで登ってしまうことにする。
 左上:登った斜面  右上:尾根には踏み後が続く。少し先に植林帯に明瞭な下り道があった。それが正式な道だろう    右下:西に鍋割山北尾根が見える。ここも歩いてみたい





 全体に急登だが、特に危険箇所もなく小丸の西側に出た(左上)。小丸北尾根では誰にも会わなかったが、縦走路に出るとちらほら人が歩いている。お昼を食べ、少し西で進んだところからマルガヤ尾根を下る(左下)





 こんもり丸く、歩きやすく見晴らしのいい尾根で気持ちがいい。鹿が7,8頭逃げていった。





 さくさく歩いているうち、ヤセ尾根に出た。ここが地図にある細尾根かなと思うが踏み跡がない。ふと左(東)に高い尾根があることに気づく。あれ、と引き返すが、手前に小尾根がありそのその向こうに高い尾根が見えたので小丸尾根だったかと考え(踏み跡の薄さもバリエーションだからだろう、と)、再びヤセ尾根に戻る。しかし踏み跡ないままどんどん急斜面ヤセ尾根化しヤバイ感じになってゆく。岩上の崖状のところへ来て、これは下りられない、と判断、コース間違いなら正しい道を行けばいいし、これがマルガヤ尾根なら今の自分には下りられないレベルなわけで頂上まで戻って小丸尾根でも下りればいいさ、と考え登り返す。
 さきほど戻った地点のさらに少し上まで行くとピンクテープが見つかった。ここまで戻れば例の高い尾根がマルガヤ尾根の支尾根の一つとわかった。その尾根に赤銀テープも見える。良かった、小丸尾根まで戻らずに済んだ。調子よく歩きすぎ地図のチェックポイント、尾根が左右に分かれる箇所の確認を怠ったのが失敗の原因、と反省。気をとりなおして左の尾根をゆく(上)。



 928ピークの少し下で南尾根と分かれるところも要チェック、ここは地図コンパスでしっかり尾根を判定。

 道迷いのあとは、コンパスで定め、テープで確認をとるようにした。
 ところどころピンクテープと防鳥用の赤銀テープがあり、赤銀テープには助けられた。

 踏み跡は不明瞭箇所もあるが大体明瞭。最後は植林帯をジグザグ下りて(左上)後沢乗越からの道に出た(右上)。マルガヤ尾根では誰にも会わなかったが、一般道に出るとポツポツ夫婦、カップル、男性数人連れなどが歩いている。途中、山岳警備隊が訓練している脇を通り、その後訓練を終え走って帰る彼らに追い越された。
上:大倉のネギ畑




ネクタイ尾根−諸戸尾根

2014年12月中旬
コース記録:広沢寺温泉8:40−三峰縦走コース分岐10:20−10:25唐沢峠10:35−11:25大山北尾根ネクタイ尾根分岐11:30−11:45大山(昼)12:00−諸戸尾根入口12:45−13:35ヤビツ峠13:50−蓑毛14:30−東中前バス停15:00

 広沢寺温泉から不動尻経由で大山三峰縦走路へ。けっこう人が歩いている。右:大山三峰縦走路に出たところ
 左下:ネクタイ尾根への入り口(立入禁止札あり)  右下:唐沢川への下り






 左上:ネクタイ尾根を望む。川を渡り踏み跡たどって鹿柵沿いに登る(右上)。最後階段で尾根に出る(左下)。尾根道は明瞭についていた。  右下:一番手前の木中央にネクタイがあります





 曇って風の強い中、寒いのでさっさと尾根登り。特に危険箇所もない。途中下りの男性に会い、向こうも「びっくりした」と言いつつ「この尾根静かでいいですね」と言う。最後再びネクタイ発見(右上)
 左下:大山北尾根と合流したところ。上のほうはガスっている。このあたりですれ違った単独男性が、西の尾根を探していたのでネクタイ尾根を下りるのかもしれない。もう少し北よりに下る支尾根もあるので、下るときは注意しないといけない感じだ。





 大山に近づくにつれ、人声がきこえてきた。行くと大勢人がおり、お弁当食べたり休んでいた。左上:阿夫利神社上社
 2つ目の鳥居を右に少し行くと水源の看板、諸戸尾根への分岐がある(右上)  広く歩きやすい尾根道でハイキング道のよう。





 最後までハイキング道だった。これなら普通の友達と来ても大丈夫そうな感じ。
 諸戸山林事務所裏に到着(右下)





 ヤビツ峠のバスは、凍結のため運行していなかったので、蓑毛まで歩く
 左上:ミツマタ   右上、下:蓑毛への道



 バスが行ったばかりで次まで時間がある。ひょっとして途中から合流するなどで本数増えないか、と期待して少し歩くことにした(結果同じでした、がっかり)。

 左は蓑毛バス停向かいに建つ、東京少年キャンプ連合発祥の地の石像

 ところで、諸戸は三重の有名な大山主の名。江戸時代札掛周辺は幕府の御林(御留山)で入山規制、丹沢六林(杉ケヤキモミ栂カヤ栗)の伐採を禁止していた。明治時代、この森が民間払い下げになったとき諸戸清六が買い取り、技術をいかして百年の大樹とすることにした(シュトルテ氏の『丹沢夜話』による)。山小屋で聞いた話によると、つい最近の銀座の歌舞伎座建替でも、この諸戸林業の丹沢の木が使われ、大量に搬出されたのだという。ところで札掛の地名は、山麓の六村が御林を見回り、ケヤキの大木に番札を掛けたのが由来という。昭和初期までこの木は現存したが、昭和12年の台風で流された。




ナベワラシ(ゴジラ尾根経由)

2014年12月下旬
コース記録:三叉路9:30−15号橋10:05−ゴジラ尾根677ピーク10:50−Jピーク11:20−ナベワラシ11:30−12:10物見峠道分岐12:15−辺室山12:40−土山峠13:15−煤ヶ谷14:00

 ナベワラシ、という山名が気になっていた。カタカナで書くあたり、ザシキワラシみたいでなんとなくカワイイではないか(漢字を当てると鍋嵐とごつくなるが)。この気になっていたナベワラシに行ってみた。



 三叉路から宮ヶ瀬霊園を越え、15号橋を渡る(左上)。対岸の林道南側から(右上)作業道階段を使わせてもらい尾根に上がる(左下)。車道が霜で滑り心配だったが、尾根道は乾いていた。尾根道は明瞭、テープも多い





 このへんがゴジラ尾根。Jピークまでヤセ尾根続きだが危険な感じではない。バランスとって歩き面白い。





 右上:677ピーク   左上:西の丹沢三峰方向  再びヤセ尾根のゴジラ尾根が続きます





 右上:丹沢山方向   左下:こんなコケのある道も   右下:宮ヶ瀬湖





 左上:Jピーク ここからは尾根が広くなる  右上:そろそろ頂上かな
 右下:ついにナベワラシ かわいい山頂だった(こじんまりとしている、つまり狭い)





 左上:頂上からは直角に曲がり、東へ急坂を下る。ヤセ尾根でなく広いところが多い
 右上:南の大山方向   右下:たしかナベワラシまで歩いた南北尾根を振り返ったところ(だったと思う)



 左:宮ヶ瀬尾根への道 ここもいつか歩いてみたい





 右上、左下:土山峠への道に合流 右上の「この先登山道ではありません」の手前に、今日歩いた中で唯一ロープの設置されたザレた箇所があった





 ここからは道がいいが、結構アップダウンがある  右上:辺室山



右上:土山峠バス停に下りてきたところ

お昼過ぎから風が強まり寒いので、煤ヶ谷まで歩く
誰にも会わない山行でした





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