『岳人』に連載されていた山田哲哉氏の「奥秩父 山、谷、道、そして人」を読み、一度武州秩父と信州梓山を結ぶ古い峠道だという、十文字峠越えをやってみたかった。
またこの道は秩父困民党の農民兵士たちが捲土重来を期して信州へ向かった道でもある。困民党事件は以前から興味があり、本や映画『草の乱』などを見ていたので、実際に舞台となった秩父山村の峠道を歩いてみることにした。
川上村で小川山バリエーション尾根歩きをした帰り、この峠道から関東に戻るルートをとった。
目次:十文字峠:毛木平−十文字峠−栃本
武甲山:川乗山−有間山−武甲山
和名倉山:将監峠−東西仙波山−和名倉山−秩父湖
両神山:坂本−八丁峠−両神山−清滝−日向大谷 天理岳−日向大谷
天覧山−多峰主山 多峯主山−久須美の峰
正丸峠−伊豆ヶ岳−子の権現 波久礼−秩父高原