笠ヶ岳、奥穂西穂を歩いたときの記録その2。核心の西穂奥穂歩きです。
もともと西穂奥穂は、元山岳部で若い頃は冬山遭難救助にも駆り出されていた知人と行く予定だった。ロープが必要な北アのバリエーションもかなり行っていた人で、「西穂奥穂なんて一般道だ、ハイキングコースだよ」と豪語していたのが、「なんでもないところで自転車で転んだ、バランス感覚自信ないのでもう岩場は行かない」と言い出した。”ハイキングコースだ”、て言っていたのに、と思ったが、みな寄る年波には勝てない。こうして変なところへゆく知人が減ってゆく。
一緒にゆくはずの知り合いの敵前逃亡(?)はあったが、実は自分でも行けそうだ、とうすうす感じていた。そこでまず、笠ヶ岳で体を慣らしてから、西穂奥穂に挑戦してみることにした。
日本アルプス目次:
北アルプス縦走:後立山 扇沢−裏銀座 槍穂大キレット 剣岳 十字峡 栂海新道
東西鎌尾根 焼岳 合戦尾根−徳本峠 雲ノ平 笠ヶ岳 西穂奥穂 北穂奥穂
南アルプス縦走:前半(野呂川−塩見−荒川) 後半(赤石岳−聖岳−茶臼岳)
北岳−間ノ岳−農鳥岳(1993) 早川尾根
白峰南嶺 仙丈ヶ岳(仙塩尾根) 甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)
中央アルプス:木曽駒 越百−安平路 空木岳−仙涯嶺