東 京 近 郊  の 山  尾 根 歩 き
西 丹 沢 (マイナー尾根1)



日影山

2014年6月中旬
コース記録:  玄倉ビジターセンター9:20−登山口10:15−1086ピーク11:35−11:55秦野峠(お昼)12:25−13:05ニセ日影山13:15−日影山13:40−14:35熊山分岐14:45−湯本平分岐15:30−湯本平バス停16:05  1086ピークまでと日影山尾根は道標なし

 読図勉強になりそうな日影山コースへ。いちおう玄倉ビジターセンターで登山届けを出し、落合林道を登る。ゲートを越えたあたりだったか、道路上に白文字で「トレイルするな!山をなめるな!」という内容が大きく書かれている。しかも上り下り両方から読めるよう、2箇所に逆向きで。事故が多いか山菜取りだの勝手に山の幸を取るだかで頭に来ている住民でもいるのかな、と思いつつ進む。もう6月、晴天なので舗道は暑い。      左下:蕗平橋   右下:丹沢湖を望む





 小豆畑沢、大豆畑沢などの地名を通り過ぎる。かつてはここまで畑(おそらく焼畑)があったのだろう。
 左上:送電線巡視路を兼ねた登山道入り口  このあとは東西方向の尾根を杉檜の人工林の中、鹿柵脇をひたすら急登です。

 尾根から南へトラバースする踏み跡があったが、作業道かと思いそのまま東西尾根を直登。一気に登ると広々とした尾根に出た。広い尾根は南北方向に伸びている。地図で確認すると、先のトラバースが正式なルートで秦野峠からの尾根道(バリエーションルート)と標高950mあたりで合流するのだが、直登したため1050mあたりでこの尾根道と合流していた。
 左下:秦野峠から伊勢沢ノ頭へ続く尾根に出たところ 広々として気持ちよい道
 当初バリエーションルートで秦野峠へ下ろうと考えていたが、ここまで登れば一般ルートでの秦野峠への分岐点のある1086ピークのほうが近い(右下)。こちらから秦野峠へ向かうことにした。この道は雨山から高松山へのメインルートなので道も鮮明、道標もしっかりしていて安心だ。





 上:伊勢原側の見晴らしがよい  下:芝と広葉樹の明るく感じのよい道が続く





 秦野峠でお昼(秦野峠の写真は前回撮影−こちらのページの真ん中あたり)。峠から10分ほど登り返した道標脇より、日影山の尾根道に入る(左上:道標にこの尾根道の説明はなし)。
 踏み跡は明瞭、尾根をたどればよいのでわかりやすい



 手製プレートに日影山と書かれたピークに来た(左)。

 地図によれば日影山は四方に支尾根の伸びるだだっ広い山頂で、ここでルートが微妙に屈曲している。間違えやすい典型パターンなので、コンパスを出して方向を確認。しかしどう見てもコンパスの示す方向は杉檜の人工林で踏み跡はない。明瞭な踏み跡は西南西方向に向かっている。まだ林道に出ていないこと、このピーク直前でのルートの曲がり具合などから、どうもここは地図上の日影山と異なるのではないかと判断し、踏み跡に沿って下る。
 左下:玄倉方向の谷を望む   右下:林道に出たところ





 左上:林道を横切り、再び尾根道へ入る   右上:ガレた尾根道を登る
 右下:日影山の手製プレートのある別ピークに出た こちらのピークが地図の日影山と一致
 こうした隣同士のピークに同じ山名の手製プレートがかかっていたり、地図と手製山名プレートの位置が異なるケースがときどきある。相模湖北の孫山大明神山あたりも山名が錯綜していたし、青梅の伏木峠あたりもごちゃごちゃしている。集落によって山の呼び名が違うこともあり、どれが間違いとも言い難い。





 日影山は広い山頂だが鹿柵があるので歩く箇所も限られ踏み跡は明瞭、道迷いの心配はなかった。ただ、このあと笹薮がひどくなる(左上)。右上は丹沢湖方向を見下ろしたところ。アズマネザサだと思うが次第に身長を越える高さに茂り(左下)、踏み跡もよくわからない。アズマネザサの藪は町田や八王子あたりの里山で歩き慣れているので、かきわけかきわけ進む。
 鹿柵を乗り越えアズマネザサ藪を越えると、見晴らしのよい尾根に出た(右下、相模湾方向が望める)。





 しばらくいい感じで進めるが(左上)、尾根が南西へ90度曲がるあたりから今度は篠竹の藪が出現(右上、左下)。しかし地図によればあと少しで熊山分岐だ。篠竹はアズマネザサと異なり、下が空いていないと歩けないので(強行突破は無理)踏み跡を探し探し行く。ついに熊山分岐に到着(右下)。



 ここからは一般ルートなので歩きやすくさくさく進み、林道に出た。山ガール姿のハイカー三人連れとすれ違う。玄倉以降、初めて出会った人だ。

 大野山まで行くとバス停まで時間がかかりそうなので、湯本平に下りることにする。湯本平分岐に来ると、なぜか「通行止」の看板あり。崩落箇所があるのかもしれないが、まあ行けるだろうと進むことにした。

 ひたすら杉檜人工林の急斜面をジグザグ下る。道標はあるのだが(左下)、なぜかこの道が一番迷いやすかった(^^;、疲れていたのかな)。まあ、下草のないきれいに整備された人工林なので、どこでも歩こうと思えば歩けてしまう、ということもある・・・





 最後林道部分が崩落し、修復工事中でした(右上)。歩くぶんには問題なかったです。

 左:湯本平集落のお茶畑

 日影山、最後の笹薮さえなければ、よい尾根だと思います。



大杉山

2014年7月中旬
コース記録:  玄倉バス停8:05−登山口8:20−大ノ山9:25−遠見山10:00−大杉山10:30−撫ノ平11:30−12:05筆沢乗越(お昼)12:20−穴ノ平沢ノ頭12:40−(13:30尾根間違い14:00)−バス停14:20     道標なし

 玄倉バス停でもう一人降りた。落合林道から「道が崩落して歩けないという話だが」と言いつつ、山神峠へ向かうという。そういえば蕗平から伊勢沢ノ頭手前へ登る際、途中で山神峠への分岐道標があり、崩落のため通行禁止と札が掛かっていたのを見た記憶があるのでそう言うと、「日影山か。だめだったらそっちもいいな。今日は大杉山?バリエーションばかりだな、今度大杉山もいいね」と笑った。山神峠への道のほうが地図にないし難しそうだが、送電線が通るので巡視路を兼ねた道なのかもしれない。お互い、気をつけて、と言って別れる。



 大杉山への道は、丹沢湖沿い今日沢橋を渡ったふもとにある(左上)。のっけから急登、トラロープがかかる落城樹林をよじ登る(右上、見下ろしたところ)。
 もう7月、かなり暑い。急登が続くので、下写真あたりでいったん一休み。右下は玄倉丹沢湖方向を望む





 左上:藪のひどいところを通過。踏み後は薄いが、尾根をたどればよいので心配はない。
 時間的に(右上か)左下あたりが大ノ山あたりか。標識がないのでよくわからず、たんたんと通過してしまう。細かいピークはちょろちょろあるし・・・





 人工林やヤセ尾根の急登が続く。遠見山に到着(左下、山名プレートあり)
 いかにも境界木(ぼく)として整然と植えられた杉脇を踏み跡は続く(右下)





 遠見山から大杉山までは広々とした人工林をゆく水平道。気持ちよく快適な道だ。
 この広々とした水平尾根の一番北に大杉山があるのだが、大杉山も見過ごしてしまい写真がない。実はこのへん、地図上でどこを歩いているのかあまり確認しないまま歩いていた。遠見山まで意外に時間がかかってしまい、足を5針縫う怪我のせいで脚力落ちたのかな、これではいけない、と焦って先を急いでいたのだ。
 尾根が狭まり、下り尾根が三方に分かれている箇所に出た。位置の確証が持てないため地図で判断できず、とりあえず北へ向かえばいい、石棚山方向への登りならいいのだから、と木々の間から尾根の行く先を見、高く北方向へ続く尾根を選ぶ。ガスっていないのでこれができたし、登りは収斂されるので万が一道誤っても方向は間違いないが、下りだと難しい。あとから、この場所はやばかった、地図で現在位置確認せずに歩くのはやはりまずい、と思った。



 ここからはヤセ尾根が続く。なにやら鞍部を通過、とにかくこのときはシャカシャカ先を急いでいた。
 広々とした山頂に出た(写真下)。ここでさすがに現在位置わからないのは不安なので、休みがてら地図を開く。二箇所の鞍部通過、今までの道(尾根)の曲がり具合などから、この山頂が撫ノ平だと判明。時間的にも悪くない。先ほどの鞍部(右上写真)も、時間から湯ノ沢乗越だとわかった。



撫ノ平から箒沢乗越は近い。危険箇所とも聞くので、
ペースを戻しゆっくり歩く。
この先もヤセ尾根、急登急下りが続く(左、下)



下:箒沢乗越を見下ろす  左:箒沢乗越東側
乗越の前後は、岩場ではないがザレた急坂で、
滑落注意の箇所だ


 箒沢乗越から北へ登り返したところで、しばしお昼休憩。その後は穴ノ平沢ノ頭までひたすら登る。



左上:穴ノ平沢ノ頭付近 ここで石棚山尾根へ登る道と分岐する  右上:これから進む箒沢へ下る道
わかりやすいヤセ尾根だが、小さい沢を挟み平行する尾根二本に分かれる箇所がある。最初ここで間違え、南側の尾根を直進してしまった(左下、尾根から小沢を見下ろしたところ)。右手に高い尾根が平行して走るのを見て間違いに気がつくが、この尾根にも踏み跡がついており、進んでみることにした。急下りが続き、最後人工林から河内川へ下りてゆく。車道に出るには渡渉する必要があるが、水量が多いと渡れるか心配だ。正規ルートも歩いておきたいので戻る。正式ルートは尾根道も鮮明(右下)。





人工林の急坂を下ると(左上)
石棚山西尾根へ向かうハイキングコースに出た(右上)

このあとは楽な道、
大石キャンプ場脇を通って河内川を渡り、
箒沢公園バス停に出る(左)

下:山中で見かけた多数のキノコ
種類は不明だが、左下、右下、左下の下の順に
カサが開いてゆくようだ
右下の下は別の奇妙な形のキノコ







 なかなか楽しいルートだったが、下りはルートファインティングが難しいと思う。今度は下りで挑戦しよう。



hidari.gif 東丹沢マイナー尾根5西丹沢マイナー尾根2 migi.gif


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