東 京 近 郊  の 山  尾 根 歩 き
東 丹 沢 (マイナー尾根1)



エボシ山

2013年12月下旬
コース記録:  菊屋バス停11:25−エボシ山12:45−林道13:20−折り返し14:15−藤野入口バス停14:55  道標なし



 大山ケーブル下行きのバスは大勢乗っていたが、菊屋バス停で降りたのは一人だけ。今日もまた誰にも会わない山歩きになりそうだ。
 左上:めざすエボシ山方向を望む。快晴で気持ち良い
 右上:集落左で橋を渡り鹿柵脇を急登、尾根に取りつく
 しばらく鹿柵沿いに進む尾根道(左下)。その後も道はけっこうクリアだった(右下)。





左上:右手(東側)に、林道がほぼ頂上を通る尾根が見える。景色のよさそうな道で下りはこの尾根を歩く予定。
小高い肩に出た(右上)。青空に葉の落ちた森、いかにも関東の冬。この先で大山桜方向への分岐あり

左下:左(西側)には大山から蓑毛へ延びる尾根が見える
尾根道は林道を横切って続く。右下:上から林道を見たところ。かなりの急斜面を登る。



 この日も誰にも会わない山行かと思ったが、林道を散歩している老人がいた。エボシ山からの下りでも下の林道から男女の声が聞こえ、杉林の下に車が見えた。林道奥には雷神社がある。


左上:エボシ山頂上
西へ大山へ登る分岐があるが、今回はエボシ山東尾根をたどるので、鹿柵の間を縫うように東へ下る(右上)。植林地だが、4、50度ありそうな急斜面(左下)
右下:北に平行して走る日向薬師の尾根





 地図では尾根の北で林道へ出るようだが、踏み跡をたどると東に下りた。鹿柵に脚立が立てかけてあり、乗り越えて林道へ出る(左上)。
 南へ行くとゲートがあり、その先がエボシ山から東の上粕屋へ延びる尾根で、途中まで尾根沿いに林道が通る。日当たりのよい、気持ちのよい尾根道をゆく(右上)。景色もよい(下)





 左上:北側に日向の集落を見下ろす
 整備されたメインの林道はUターンして西へ戻るが、さらに細い林道が東へ続く(右上)

細林道はやがて北に向きを変え、さらに尾根の北斜面を西へ戻ってゆく。林道ができる前の古い地図によれば、一ノ郷へ下りる山道があるはずなので、細林道の東側をあちこち探す。



左上:とりあえず踏み跡を見つけ、東へ向かう。しかし道なりに進むと、北へ向きが変わった。日向へ下りるが仕方ない

けっこうしっかりした道のところもある(右上)
結局、日向側へ下りた(左:鹿柵を出たところ)

ちょうど地元の人がおり、細林道が日向に下りるのか行きどまりか気になったので聞いてみた。「林道でしょ。山荘で下に下りられるよ。だいぶ戻るけどね」と言っていたが、これはメイン林道のことと思われる。この部分の最新地図がないので、いずれ確認してみよう。一ノ郷からの道は、登り口を見つけて登ったほうがわかりやすいかもしれない。



小蓑毛

2013年12月下旬
コース記録:  某バス停13:00−縦走尾根14:00−子易バス停15:00  縦走路まで道標なし

 地図には乗っている道なのだが、途中の果樹園で作業中の人に道を尋ねたところ、「ここから山登る人なんて見たことないぞ。道あるのか?」と一人の老人が笑う。「地図にはルート乗っているんですけど」「いやあ今道あるかなあ。上がるならその柵脇しかないが」別のおばさんが「ここ私有地なのよね・・・」
 というわけで詳しく書くのは避けます・・・。確かに上のほうはほとんど藪で今まで歩いた踏み跡の中で最も荒れていた。でも、薄くても踏み跡は残っており、まったく人が歩いていないわけでもない。



右上:鹿柵越えます(開けたら閉めましょうね、地元の人に迷惑かけないためにも)。
左下:富士山    右:ヤブ化した踏み跡の様子


 途中、道はヤブ化しているが尾根をたどればよいので迷う心配はない。そういう意味ではあまり読図の練習にはならない。上のほう、人工林の部分は歩きやすい。
 大山から高取山への縦走路に出た(左下)。不動越から林道を歩き、子易へ下りる山道に入る(右下:林道からの下り口)



左:ルートははっきりしている

下:沢沿いの林道に出たところ





 釣り場脇を通り、子易に出た。

 里山歩きは、地主との兼ね合いが難しい。茨城などの畑作地帯では畑の中に赤道があり、公共のものという認識で所有者以外の通行も認められている(幅は狭いので車の通行はできない)。檜原で森林ボランティアに参加しているが、長年檜原に関わっている人が「尾根は赤道だから歩ける」と言うのを聞き、農地と同じだなと思った。畑や人工林への立ち入りはだめだが・・・。このほか、青道というのもある(水路のこと)。



鳥居原−南山−あいかわ公園

2013年12月下旬
コース記録:鳥居原ふりあい館9:45−10:30権現平10:35−南山10:55−宮ヶ瀬ダム11:25−11:35あいかわ公園12:50−半原バス停13:20

 橋本発7時台のバスをタッチの差で逃してしまい、喫茶店で小1時間時間をつぶす。宮ヶ瀬ダムを越え仏果山の先まで縦走するつもりだったので、このロスは痛かったのだが、なんとこの後、結局早く行っても無駄だった、どっちでもよかったことが判明!

 左下:鳥居原ふりあい館より、これから向かう南山の尾根を望む
 右下:ハイキングコースなので道は明瞭♪





左上:雪を被った丹沢の山 下に見えるのは宮ヶ瀬湖    右上:権現平   左下:宮ヶ瀬ダムを望む





上:南山頂上
右上写真の左手には、高取山仏果山の縦走尾根が見える

このあと、ダム上を歩こうとダムへ下りるが、門が閉まっている。仕方なくあいかわ公園へ行き、水とエネルギー館へ行こうとしたが、すべて閉鎖中

駐車場へ行くと係員がいたので、ダムを歩いて越えられないのか尋ねると、なんと年末年始のみやっていないのだという。「えー、仏果山へ縦走しようと思ったのに」「仏果山行くなら、いったん半原に出てそっから登るしかない」「えー、今からじゃ時間的に無理だ」「国交省の決めることだから」とすまなそうな係員。「来年は1月4日からまた開くよ。土日もやっている」
 一気にモチベーション下がり、今日はここまで、とのんびり弁当食べてから半原に出てバスに乗って帰ることにした。ダムには上がれないしさまざまな館も休館中だが、年末休暇ということもあって、あいかわ公園には大勢家族連れが来てにぎわっていた。

写真上:半原の町



愛川大橋−仏果山−高取山

2014年5月上旬
コース記録:大橋バス停10:10−ダム下10:30−登山口10:55−仏果山12:15−半原越13:15−13:40経ヶ岳(お昼)−華厳山14:25−高取山14:40−大平山登山口15:05−東谷戸バス停15:55

 前回、ダムの休館で歩けなかった仏果山尾根をリベンジしたかったが、真冬は寒いし、春は里山ボランティアで鉈で脛を切り5針縫う怪我をしてしまった(中を縫い、さらに表面5針)。ようやく抜糸も済み、リハビリ兼ねて里山歩きに復活することにした。
 ところでこの怪我は、珍しく若い子達が森林ボラの見学に来ていたので、先輩としていいところ見せようと調子に乗ってやってしまったもの。調子に乗る、あるいは焦ると事故につながるのは山も同じ。自分の性格をわきまえ気をつけねば、とつくづく思った。

 なお、仏果山はマイナーではないですが、経ヶ岳以降が多少マイナールートと思うので、このページに入れました。「西山を守る会」による道標はあります。



上:宮ヶ瀬ダム ダム上までは楽してエレベーターで登る
左下:ダムの先にある登山口 蛭が怖いので「ヒル下がりのジョニー」をたっぷりふりかける
右下:湖を見下ろす





左上:丹沢の山並みを西にのぞむ   右上:登山道はこんな感じ
左下:半原など東北方向を見下ろす  右下:仏果山 このあたりは人が多かった。西斜面から続々登ってくる。
 抜糸は済んでいたものの、傷跡もまだふくらんでおり、足を大きく動すと皮膚の下で腱だか筋肉がごりごり動くのがわかる。ハイソックスのゴムが傷の上を圧迫して痛い。仏果山で下りようかと思うが、蛭もいないようだし、靴下を足首まで下げると痛みはなくなった。これなら歩けそう、とそのまま縦走を続ける。





左上:西側斜面に採石場が見える   右上:半原越え  左下:経ヶ岳 6,7人の中高年グループがベンチでお休みしている。やはり休日で人が多い。みな田代へ下りていった。
右下:モミの木地蔵 経ヶ岳から田代ではなく高取山方向は、多少バリエーション的になる。ただ、「西山を守る会」による解説や道標が掲げられており道迷いの心配はない。





左上:華厳山(西山) 左の木にも「西山を守る会」による道標が見える
左下:高取山   右下:発句石 荻野集落や七沢集落の俳人の句が刻まれた自然石





左上:尾根の南は採石場でこれ以上歩けない。東の大平山登山口へ下りる(右上:登山口)
このあたりは蛭が多いと地図で見たが、まったく見かけなかった。5月はまだ大丈夫な感じだ。


栂立尾根

2014年6月上旬
コース記録:宮ヶ瀬8:40−金沢橋9:20−タロベエ峰10:00−10:45六百沢ノ頭10:55−栂立ノ頭11:15−鐘沢ノ頭11:45−12:40東峰への分岐(お昼)13:05−六百沢ノ頭14:15−15:20金沢橋−宮ヶ瀬16:10  道標なし

 ルートファインディングが難しそうな栂立尾根に挑戦してみることにした。
 左下:宮ヶ瀬湖 バス停から金沢橋まで、湖畔を延々歩く。結構人が歩いており、みな大きなカメラを持っている。バードウォッチングに来ている、と言っていた。   右下:金沢橋





左上:橋を渡った先に尾根への入り口がある。最初は急登、踏み跡を登る。
右上:尾根に出ると伐採跡のある植林地

道は踏み跡だが、割とわかりやすい。ただ、下りだと難しいだろう。今日はピストンなので、尾根が曲がるところは、登り時に気をつけて観察するようにする。





鹿柵脇をゆく。針葉樹林帯で、途中結構急登なところもある。脚立を二回ほど乗り越えた。

右上:六百沢ノ頭
倒木が目印、ここでちょっと休憩
下:栂立ノ頭あたり





左下:鐘沢ノ頭あたり 気持ちのよい広葉樹の森が続く





右上:東峰と本間ノ頭を結ぶ縦走路に出たところ(丹沢?(読めない)センターと本間ノ頭を示す標識がある)
 ここまで誰にも会わなかったが、お昼を食べていると栂立尾根から若者が一人上がってきた。挨拶しそのまま猛スピードで本間橋方向へ下りていった。この日山中で出会ったのはこの若者一人のみ。

 さて、踏み跡道は下りのほうが難しい。鐘沢頭と栂立頭の間、栂立頭、六百沢頭の屈曲点は気をつけていたこともあり、すらすら通過。六百沢から北に歩き、ちょっと広くなった尾根を北東へ曲がる箇所がある。広葉樹の森で落ち葉も多く、広いためみな適当に歩いている感じで踏み跡が不明瞭。登りのときも、ここはちょっとわかりにくそうだなと感じた地点だ。毎回、こうした広がった尾根からの下り口の見極めに神経を使う。高度計で標高を確認、コンパスで方向を見定め、ここでいいよね、と歩き出す。ちょっと下ると杭があった。やがて鹿柵も出現、踏み跡も鮮明に。一安心だ。
 左下:鐘沢ノ頭へ向かう、いい感じの水平道



 これであとは楽勝だとのんびり歩く。すると、最後金沢橋への下りで、誤って尾根を直進しないよう地図にX印がついている。金沢橋はもう右手前方、下のほうに見えており、そろそろ下り口を見つけないといけない。ただ、登る時にここはチェックポイントと見なさず確認しなかった。尾根に出たところの景色も記憶していない。高度計で確認すると、まだ標高は500m。タロベエ頭が532mでかなり歩いているはずなのでこれはおかしい、でも先ほど六百沢頭の先では高度は正しく機能した。途中いじるなどで動いてしまったのだろうか。とりあえず踏み跡っぽいところを下りてみるが、どうみても記憶にない地形で踏み跡もなくなったので、また尾根まで登り返す。軽くパニックになる。とにかく誤って直進して湖か道路脇の変な崖に出たら嫌だ、下り口を見過ごすよりはと考え、高度計が450mを指すあたりで再び下りた。少し下りると、アズマネザサの間から下方に水を湛えた金沢が見える。道はあるようなないようなだが、アズマネザサをかきわけさらに下る。沢際はこのあたりまで湖の入江と化し、崖状で下りられないし下りても歩ける余地はない。右手目線の高さに金沢橋が見える。結構近い。このまま沢沿いにトラバースしてゆけば着きそうだ。よく見ると、同じことをやらかした人も多いのか単に金沢を沢登するためか、かすかに水平の高巻き踏み跡が沢沿いに金沢橋方向へついている。おかげで無事橋に到着。もうちょっと我慢して尾根を進めば、正式の下り口があったわけだ。
 右上:途中、金沢に下りてしまったところ

 橋でチェックすると高度計の値が6,70mほどずれていた。急に気圧が変化したとも思えないから、何かでいじってしまったのかもしれない。気をつけてときどき確認しないと、と思った。



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