八  ヶ  岳  変  則  縦  走  2



赤岳−赤岩の頭−根石岳−東天狗−茶臼山−縞枯山つづき  2012年9月中旬

コース記録と赤岳−東天狗までの記録はこちら



左上:中山峠   右上:縞枯れの中、チビシラビソが育つ登山道をゆく
左下 中山頂上(2496m)北の展望台   右下 苔の多い森





 高見石小屋で水を買えないかたずねると、天水を500ml50円で分けてくれるという。天水だがそのまま飲めるとのこと、助かった。
 高見石小屋には遅いお昼を注文する人だの何組か休憩しており、中年夫婦が話しかけてきた。蓼科山は昨晩から快晴で、「昨日蓼科山に泊まった人はよかったわねえ、と話していたんですよ」と言う。赤岳横岳は昨晩から強風と雨がすごかったと言うと「南八ヶ岳の上だけ今朝からずっと雲がかかっているのが見えたけど、そうだったんですか」と言う。午後も南八ヶ岳頂上付近はずっと雲に覆われているので、ということは今でも雨かもしれない。狭い山域でも随分天気が異なるものだなと実感。
左上 丸山頂上(2329.6m) 祠は丸山神社とある    右上 麦草峠
左下 大石峠   右下 丸山あたりから登山道に石がごろごろして歩きにくい





左上 中小場から茶臼山を望む 茶臼山頂上はなんてことない山頂で展望はない
右上 縞枯山から歩いてきた茶臼山、丸山、中山尾根を振り返る
左下 縞枯山 山頂(2403m)はもう少し先だが、杓子山のように長い尾根の続く山頂だ




右上 雨池峠

左 縞枯山荘に到着
薪ストーブのある落ち着いた山小屋

麦草峠以降、疲れてきたので逆にここでペースを落としたらダラダラ時間かかってしまう、と茶臼山縞枯山は気力で駆け抜けた





坪庭−北横岳−双子池−大河原−蓼科山−プール平  2012年9月中旬

コース記録:縞枯山荘6:30−北横岳7:35−8:35亀甲池8:40−9:15双子池9:20−大河原峠10:20−将軍平11:25−11:55蓼科山12:10−女乃神茶屋14:00−親湯温泉14:45−プール平14:55

 今日は時間に余裕があるのでゆっくり出発。もともと女乃神茶屋からバスに乗る予定だったが、この日は平日のためバス便がないとわかり、プール平まで歩くことにする。うまくゆけば15時台のバスに乗れるし、疲れて遅くなっても最終バス17時17分あたりなので、気は楽だ。
下:坪庭 どういうところかと思ったが、要するに鬼押し出しのようなところ





左上 北横岳への道 本当なら三ツ岳の尾根をゆくべきだが、岩は嫌いなのでカット。坪庭からの道はハイキングコースで整備され、歩きやすい
右上 北横岳山頂(2472.5m)またもやガスってきた。小雨もぱらつく
北横岳からも岩石地帯の大岳経由は避け亀甲池経由でゆく
左下 亀甲池は枯れていた     右下 今回八ヶ岳でよく見かけた苔(名称不明)





左上 双子池への道 笹が多い   右上 雌池 周囲にテント場がある 静かないい感じのところ
左下 さかんに赤とんぼが飛んでいた    右下 雄池





左上 双子池ヒュッテ脇のお地蔵さん   右上 双子山への道 草刈されよく整備されている
下 双子山 ここも長い尾根を持つ山頂、草原で見通しがきく。左下 左のお椀を伏せたような山が蓼科山   右下 双子山頂上(2223.8m)、





左上 大河原峠   右上 潅木の樹林帯をゆく。やはり石の多い道
左下 将軍平 滝ノ湯川から大勢登ってくる





山頂直前から巨岩がごろごろ積み重なり、よじ登る感じになる
左上 蓼科山北側、女神湖方向を望む   右上 南東側 南八ヶ岳方向を望む やはり雲がかかっている
左下 蓼科山山頂(2530.3m)   右下 大岩が積み上がった斜面を下る 滑落注意の看板あり





左上 岩石帯を抜けると、ひたすら直線下降   右上 南西側 蓼科湖方向
 登りはきついと思うが、結構登ってくる人がいる。ファッション性の高いペラペラ合皮のスニーカーで登ってくる若い女の子3人連れがいた。大丈夫だろうかと思うが、若いと体力で結構なんとかなってしまうことも多い。ごくわずかが準備不足による危険に遭遇する。中国でも当時はやりの厚底靴で香炉峰に登る女の子たちを見かけたが、大半は事故なくやり遂げてしまう。高校の教師をしている友人が「若い子、て怖いもの知らずだよね。怖いもの知らず、て無敵だね」とよく感嘆していた。



左上 高度が下がると傾斜もゆるやかになり、笹が下草の林をゆく

右上 女乃神茶屋脇の信玄棒道入り口 車道を行くより早い

左 棒道のようす
やがて車の通れる幅の道になり、さらに整備された林道と合流する。ところどころ分岐があるが、蓼科湖方向、親湯方向を選べば間違いない。最後親湯への分岐は再び細い山道で、ホテル親湯脇に出る。その後は舗装道をプール平へ。バスまで20分ほど時間があったので、バス停斜め向かいの共同浴場でざっと一風呂浴びることができた。
 今回も、1日10時間以上歩いたが、土の道なら足が痛まないことを痛感した。こちらでも書いたが、やはりアスファルト道は絶対足に悪い。

 また、コースタイムからみた自分の得意不得意もわかってきた。一般的な山道ならそこそこ行ける。登りは割と強いと思う。一方、岩の多い道は苦手というか好きでない。いちおう、クライミングの講習は何度か受けたし、ボルダリングもやってみた。ロープワークは一通りできる。懸垂下降は結構好きかもだが、でもやはり基本的に岩は好きでない。
 もともと里山尾根歩きから始まった歩きで、かつての生活道が藪に覆われつつある中、ガサゴソ旧道見つけて歩くのが好きなのだ。荷物担いだ人の行き交った旧道ではない登山専用の道は、やはり自分の歩きの主旨からは外れてくる。
 まあ、南アルプス(本来の名称は赤石山脈ですね)北アルプス(これも本来は飛騨山脈ですね)あたりは押さえておこうと思うが、基本的には近郊の低山里山をつぶさにまったり歩こう。



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